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BEASTARS【第117話】ベータカロテンの祭壇のネタバレ!ヤフヤのニンジン畑の秘密

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2019年2月21日発売の週刊少年チャンピオン12号、BEASTARS【第117話】ベータカロテンの祭壇を読んだので、あらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。

【前回のあらすじ】

ヤフヤから夕食に招待されたレゴシ。裏市で「怪物ヤフヤを食殺すべし」といった落書きをいたるところで見つけ、レゴシはヤフヤのことを表社会の英雄だと認識します。

そして待ち合わせ場所である警視庁に向かい、最上階に案内されたレゴシは、ヤフヤと初対面を果たすのでした。

BEASTARS【第117話】ベータカロテンの祭壇のネタバレ

動物の銅像が並ぶ、大きな廊下を歩くレゴシとヤフヤ。

「レゴシくんはここまではどうやって?」

「あ・・・電車と徒歩で。」

「フーン、お疲れ様。突然呼び立てて悪かったね。」

「いえ・・・とんでもないです。」

「下の連中は失礼なかったかい?」

そう言いつつ、ドアの前で暗証番号を入力するヤフヤ。

(警察・・・のことか)

「・・・ハイ。」

「ならよかった。入って。」

ヤフヤに促され部屋の中に入ると、そこはガラス張りで夜景が一面に広がっており、大量の人参も栽培されていました。

その光景に驚いて言葉を失うレゴシ。

「この部屋は僕専用の応接間兼食料庫といったところだ。今夜は君にここのスペシャルなニンジンたちのフルコースを振る舞いたくてね。」というヤフヤ。

そして2匹はテーブルに座り、料理が運ばれてきます。

小さなウェイターに料理を説明されますが、難しすぎてほとんど聞き取れず、緊張して肩が上がるレゴシ。

そわそわするレゴシを鋭い目つきで見つめながら、ゴーシャがもし哺乳類だったら、あんな風に忙しなく耳をバタつかせるのだろうと思うヤフヤ。

(それが想像に難くない程に、やはりこの血族は似ている・・・。じっくりとお前を探ってやる小僧。まだ緊張しているようだし、なかなか感情が読めないが・・・。)

「あの・・・ヤフヤさんってもしかしてビースターですか?」

突然のレゴシの質問に一瞬固まるヤフヤ。

「どうしてそう思ったの?」

「・・・すみません・・・ただの憶測ですけど・・・。警視庁の最上階に、自室を持ってて・・・警察を従えているみたいだし。何より・・・す・・・・っっごく・・・・美味しいです!!ここのニンジン・・・!!」

レゴシはそういうとニンジンについて熱弁を始めます。

「甘くて土の香りが少ししてて、でも身がみっちり?してて・・・噛めば噛むほどなんというか・・・俺こんなニンジン初めて食べました。こんな素晴らしい食事いつもしてるなら、きっとえらい方なんだろうなぁって。」

恥ずかしそうに熱弁するレゴシを黙ってキョトンと見つめるヤフヤ。

するとヤフヤはハハハと笑い出し、「気に入ってもらえたなら良かったよ」と喜びます。

ヤフヤによると栽培されているニンジンは完璧な温度と湿度を保って、適切な量と時間の水やりで管理されているのだとか。

そしてこの部屋は僕の理想の縮図だといいます。

「ニンジン畑にも社会にも同様に・・・僕は常に完璧な姿を追い求めているんだ。そのためならどんな労も犠牲もいとわない・・・ある日を境にそう誓ったんだ。」

それを聞いて、はっきりは言わないけどヤフヤはビースターなんだと感じるレゴシ。

(だから裏市という陰のあるあの場所では・・・あんな風に恨みを買っているのかも。この高い塔のような身体には、いったいどれほどの責任が負わされ・・・)

レゴシがそんなことを考えていると、景色を眺めていたヤフヤに手招きされます。

立ち上がってヤフヤのそばに行くレゴシ。

「骨肉麻薬の密売・・・巨種族のカウンセラーを装った象牙ハンター、ラクダのコブの脂から石鹸を作る製薬会社、肉食のスポーツ選手にドーピング用の生肉を提供する団体。僕が昨日捕まえた悪獣たちだけでもこれだけのレパートリーがある。」というヤフヤ。

さらにヤフヤはかれこれ26年この身一つでそんな仕事を続けている、僕の命が尽きる前に完璧な社会を作ると言います。

するとレゴシは「この社会の不完全さが好きだったりするんですけど、不完全なままでも成り立ってるのは・・・ヤフヤさんのおかげなんですね。すごいです。」とヤフヤを尊敬のまなざしで見上げました。

そんなレゴシに笑いかけるヤフヤ。

しかしレゴシが目を離した瞬間、ヤフヤはムカつくガキだなとレゴシを睨みます。

(あいつが選んだ”混血の家庭”の末路がこの孫か。ゴーシャ・・・お前の選択は正しかったとでも言いたいのか?礼儀正しく、好青年で、屈託のないハイイロオオカミ。僕をここまで孤独に追いやった呪われた一族が。)

「ところでレゴシくん・・・不思議に思わないのかい?ただ1頭のウマがなぜここまで社会の悪と戦えているのか。」と聞くヤフヤ。

「・・・き、鍛えてらっしゃるのでは・・・。」

そんなレゴシの言葉に対して鍛えるにしても、特別なエネルギー源が必要だとヤフヤは言います。

「ビースターに就くと、どんな望みでも一つ叶うという決まりがある。例えばそれが・・・自分が罰した肉食獣を食料の肥料にしたい・・・なんて望みでもね。」

というヤフヤの後ろのニンジン畑に、肉食獣の骨が転がっています。

神妙な顔でヤフヤを見上げるレゴシ。

”黒い魔獣””食殺すべし”という裏市の落書きが、頭をよぎります。

「栄養をむさぼり尽くしているここのニンジンたちの味は・・・それはさぞかし美味だったろう。」

ヤフヤの言葉に青い顔をして、一方後ろに下がるレゴシ。

そんなレゴシを「おっと逃がさないよ」と、片足をヒョイと引っ掛けて転ばせ、頭を踏みつけるヤフヤ。

「まさか僕を批判するつもりじゃないだろうね。君の前科は調べているよ。食殺犯のクラスメイトとの決闘に勝つために、自分はお友達のシカの足を食ったそうじゃないか。大した覚悟だ。

果たしてその行為は善かな?悪かな?

僕の判断次第では・・・可愛いレディたちの肥やしになってもらうよ。」

BEASTARS【第117話】ベータカロテンの祭壇の感想

表向きは楽しいディナーでしたが、ちょくちょく見せるヤフヤの表情が怖かったです。

そしてついにレゴシを試すためか、行動に出たヤフヤ。

果たしてレゴシはどんな返答をするのでしょうか?

次回のBEASTARS【第118話】が掲載される週刊少年チャンピオン13号の発売日は2月28日になります。