週刊少年サンデー

魔王城でおやすみ【第134話】号泣ボーイ&ガールのネタバレ!

akuoya 03 1 - 魔王城でおやすみ【第134話】号泣ボーイ&ガールのネタバレ!

2019年1月30日発売、週刊少年サンデー9号の魔王城でおやすみ【第百三十四夜】号泣ボーイ&ガール を読んだので前回のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。

【前回のあらすじ】
淫魔はスヤリス姫とハーピィからパジャマパーティのお誘いを受けます。


女の子らしいパーティーを想像してルンルン気分で参加する淫魔でしたが、そこには本気の表情を浮かべる二人が居ました。

睡眠に関してはとことん追求するスヤリス姫は、準備にもこだわりがありました。

魔界の原材料を男らしくゲットする姫たち。

アロマもテーブルも手作りして、最終的には可愛らしい雰囲気の会場が出来上がりました。

早速乾杯する3人ですが次の瞬間には力尽き、姫とハーピィは夢の中へ・・・。

一人残された淫魔は5分でパーティーを終了したのでした。

魔王城でおやすみ【第百三十四夜】号泣ボーイ&ガール のネタバレ!

執務に追われる魔物のテーブルには二つドリンクが並んでいます。

「はぁ・・・これ飲んで徹夜すれば終われるな。」

つらい眠気にねむねむブロック。

それは眠気覚ましのドリンクです。

睡眠をこよなく愛するスヤリス姫は、そのドリンクの効果を侮っていました。

そんなもの、私の眠気には勝てまいと。

軽い気持ちでドリンクを口にする姫。

絶対眠る姫vs絶対目覚めるドリンクの戦いが始まりました。

ポセイドンがでびあくまと遊ぶために姫を探しています。

柱の裏でしくしくと涙を流し続けるスヤリス姫を見つけました。

その表情をみてマジ泣きだと判断したポセイドンは気が付かなかったフリをしてその場を去ろうと思いました。

ぐすっ・・・ぐすっ・・・ひっく、ひっく。

しかし、結局戻ってきて姫を慰めることにします。

「・・・あの・・・元気出せよ・・・」

しかし、姫が泣き止む方法が思い浮かばないポセイドンは焦ります。

「・・・辛いの・・・生きる上での幸せを・・・っ、なくしてしまったの・・・」

(重い!!)

姫が眠りもせず泣き続けるほど辛いこと・・・それは、身内の不幸に違いないと感じたポセイドンは、詳しく理由をきけなくなってしまいます。

眠気解消ドリンクを飲んだだけの姫の悲しみにすっかり同情するポセイドン。

「私はもうだめ・・・世界一不幸な存在・・・君が・・・羨ましい・・・」

どんどん沈んでいくスヤリス姫に自分「そんなことねぇよ!俺も辛いことあるし・・・」と話します。

「!」

初めて反応を見せた姫に仕方がなく、ポセイドンは話し始めました。

昔兄が出て行ってしまったこと。

黙って出て行ってしまったのは魔王の為だったこと。

どれも姫の悩みに比べれば軽いものだと思いますが、眠気ドリンクに負けたことに嘆く姫は涙を流しながら微笑みました。

「きみも・・・おなじくらい辛いんだね・・・」

「!」

「私と君は・・・おなじだけ悩んでいるんだね・・・!!!」

慈愛に満ちた表情の姫は、一緒に泣こうとポセイドンを誘います。

号泣しながら兄の事を話すポセイドンに対し、姫はひたすら相づちをうちます。

身内を亡くした(とポセイドンが思っている)姫のその優しさに、器がでかいと感動したポセイドンは、さらに心の中で思っていたことを話し始めました。

魔王に兄を取られたように感じている事も、姫は「辛いね」と同意してくれます。

兄とただ気まずくなっている自分と姫を比べて恥ずかしくなるポセイドン。

そんな姫は眠気が消えて泣きながらも、今度またリベンジしようと考えていました。

恥ずかしさに思わず「ムカつくんだよバカ兄貴!死ねぇ――!!」と口に出してしまうポセイドン。

身内をなくした(とかってにポセイドンが思っている)姫を前にとんでもないことを言ってしまったと後悔します。

(それに・・・それに)

「やっぱ…死んでほしくない・・・」

「・・・そうだね・・・」

やっぱり兄のハデスの事が大切なのでした。

今度兄に話をしに行こうと決めたポセイドンは慰めるつもりが姫になぐさめられて、彼女に王の器を感じます。

しかし、「・・・おお・・・?キタキタキタ・・・!!」流れていた涙も止まり様子が変わる姫。

「あは・・・ドリンクの効果やっと切れた。お・・おお私の幸せ・・・眠気が帰ってきた・・・」

その言葉に、ポセイドンは姫の悩みが身内の不幸でなかったことに気が付きます。

早速寝る準備を始める姫を呼び止めて姫が失ってしまった幸せについて確認します。

「え?眠気のことだよ。眠れないってすごく辛いでしょ。」

「は?じゃあ『失った』っていうのは?」

そこでやっと、眠気ドリンクを飲んで眠れなくなったという、姫の涙の理由を理解したポセイドン。

「じゃ、私寝るから」

残されたポセイドンの頭の中で、天秤が大きく傾きます。

姫の悩みよりも自分の悩みの方がはるかに重かったです。

「・・・ふざけんなよ。お前ほんとにーー!!」

久しぶりの眠気に幸せそうに横になった姫の傍らで、自分の悩みを赤裸々に語ってしまったポセイドンは絶叫するのでした。

翌日。

ポセイドンは姫に何時間不眠だったのかたずねました。

姫はよくぞ聞いてくれたと答えます。

姫の眠らなかった時間は14時間。

「それ普通の人じゃねーか!!!」

いかにも大変そうに語るスヤリス姫に、ポセイドンのツッコミが入りました。

魔王城でおやすみ【第百三十四夜】号泣ボーイ&ガール の感想

今回のお話の何がすごいって、眠気解消ドリンクを飲んで寝れないから悲しくて泣く。という内容だけで一話を使い切ったことだと思います。

しかも登場人物はほぼ2人(と1匹)。

普段能天気そうなポセイドンにもいろいろと悩みがあることが分かりました。

姫の慈愛に満ちた表情も素敵でした。

涙を流しながらひたすら相手を受け入れる器の広さは、まるで聖女のようでしたね。