2019年3月25日発売の週刊少年ジャンプ17号、食戟のソーマ【第304話】を読んだので、あらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。
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前回までのあらすじ
えりなを追いつめる朝陽に挑んだ恵。
恵と朝陽の対決で出された課題は、お徳用のお肉を使った料理でした。
郷土料理や家庭料理に精通している恵は、自分に有意なお題が出たと喜びました。
しかし、朝陽は持ち込んだトランクから取り出した二本のナイフに、恵や会場はどよめきます。
過去に恵が倒したモナールカの包丁と、朝陽の前に倒した觜汪の墨劉爪だったのです。
朝陽は恵が倒したモナールカに勝負で勝っていたようです。
自分よりも格下の料理人が扱うナイフを使って、彼ら以上の料理を作ってみせると言いました。
勝負の結果は3-0で朝陽の完勝でした。
朝陽は、格安食材に、墨劉爪で旨味を出し、高級食材に変化させると、高級食材を得意としていたモナールカの包丁で完璧に仕上げてみせたのです。
これこそが朝陽の持つ異能、『クロスナイブズ』でした!!
朝陽は会場から特等執行官(ブックマスター)であるえりなの母・真帆に、優勝したら欲しいものがあると言い、暗にえりなをもらい受けたいとアピールします。
えりなはそんな朝陽に怒りをあらわにします。
”神の舌”では母の求める『今まで地球上に無かった皿』には届かないと朝陽はえりなに突き付けました。
そして、優勝し、真帆の救世主となるのは自分だと言いました。
異論がある奴がいるなら紹介して欲しいと言う朝陽に、待ったをかけたのは創真でした。
食戟のソーマ【第304話】”神の舌”の呪いのネタバレ
「反論していいっすかね?」
朝陽とえりなに割って入って行ったのは創真でした。
創真は、朝陽の優勝を誰も疑っていないと言うが、少なくとも自分は兆点をとる気満々だから、ばっちり疑っていると言いました。
そして、これだけの大会で、朝陽を倒す気の人は他にもいるに決まってると続ける創真に、今度は朝陽が創真の言葉を遮るように異を唱えました。
少なくとも、えりなは違うみたいだと…
そこには表情を硬くしたえりなが立ち尽くしていました。
その夜、創真、えりな、恵の三人は集まっていました。
そこでえりなから朝陽に負けたら結婚することを打ち明けられた恵は驚きのあまり後ずさりました。
そんなことを約束していたのもあったからタクミとの試合の時、イライラしていたのかと恵は言いましたが、あれはそういう訳じゃないとえりなは気まずそうに呟きます。
創真は、そんな心配も取り越し苦労に終わると思うと二人に言います。
それは、トーナメントの対戦表で、創真がえりなよりも早く朝陽と対戦することになっていました。
創真は、えりなが直接やっつける機会奪うのは申し訳ないけどとしますが、えりなは楽観できないようです。
「……果たしてそううまく行くかしら」
えりなは、朝陽の異能『クロスナイブズ』を挙げて、創真には何も異能がないと指摘しました。
創真が勝ち上がってこれている事すらも奇跡だと言います。
そんな後ろ向きな事ばかり言うえりなの様子を不思議に思う恵と、やってみなければわからないと言う創真は、どうして朝陽の肩を持つようなことを言うのか尋ねました。
「そうよね……分かってるわ。おかしな事を考えてるのは……私の方だって」
一人でぶつぶつと呟くえりなの様子に、創真も不思議に思います。
えりなは、心のどこかで創真に負けて欲しいと思っているのかもしれないと言いました。
場面は変わって朝陽の宿泊先では朝陽の元を夕之介が訪れていました。
遠月学園に潜り込む為の裏工作や、薙切家について調べ上げた事に対して労をねぎらう朝陽に、夕之介は朝陽が喜ぶなら何でもやっちゃうと嬉々と言いました。
そもそも『神の舌』とは何かを語り出した朝陽は、薙切家に数世代もしくは十数世代に一度現れる特異体質だと言います。
それは、日本美食界に君臨し続けられるのはこの能力を輩出できる唯一の家系であるとし、『神の舌』の持ち主が生まれることは、外から見ればこれ以上ない慶事だと言いました。
しかし、その一方で薙切家の内部事情では少し違うと言います。
「歴代の神の舌ホルダー達は全員もれなく”料理”に絶望し、苦しみ抜いて死んでいったのだから───」
一族の誉でありながら自分の代では生まれて欲しくない能力に、夕之介は皮肉なものだと言いました。
朝陽は、その悲しみを断ち切る希望が自身のクロスナイブズにはあると言います。
そして、朝陽の計画は結実し、薙切真凪もえりなも皆が素敵なハッピーエンドを迎えられると語りますが、その顔は野望に満ちています。
場面は再び創真たちの元へと戻ります。
えりなは、やっと物心がつき始めた頃の事としながらも、その情景はぼんやり覚えていると語りました。
すっかり頬が削げ、血の気の引いた母・真凪の姿…
何を口にしても戻してしまい、出汁の匂いを嗅ぐことも耐えられない、食卓に座ったり、料理場に入るなんて以ての外という悲惨な状況にあったと言います。
そしてある日、真凪は薙切家を離れ、それ以降えりなは一度も母と会うことはなかったと言いました。
祖父はえりなに、母が病気であると告げられました。
暫くの間、料理から、皿から離れることで少しずつ心を癒し、復帰を目指すと言われ、その時間が必要なのだと…
幼いえりなはいつ治るのかと問いますが、祖父は黙ってえりなを見つめていました。
そして、えりなは自分と同じ『神の舌』を持つ自分が優勝したら、母はきっとがっかりするだろうと言います。
母の絶望を砕く希望は自分に無いとも…
それならいっそ、才波朝陽の異能に掛ける方が『神の舌』を持つ自分たちは幸せになれるのかもしれないとまで言いました。
「わりーけど、朝陽は俺が倒すんだわ」
えりなは創真をチラリと見ました。
えりなにも色々あるようだとしながらも、創真は自分には他所の家の事は関係ないと言いました。
そして、そのまま引き上げて寝ると言って、創真は部屋を出ていきました。
恵は慌てて創真を追い掛けました。
どうすればと問う恵に、創真はさぁなと言います。
「にしても……神の舌ってのは不便だなぁ」
創真は恵に聞こえないくらいの声でこぼしました。
味の批評に関しては憎たらしいほど舌が回るくせにと、えりなを思って頭を掻く創真は、本当に言いたいことを本当に伝えたい相手に言えないと苦々しそうに言いました。
トーナメントは進み、この日の組合せは、幸平創真と才波朝陽お対決の日となりました。
いよいよBLUEも佳境だという夕之介に、朝陽は野望にもうすぐ手が届くと、会場を見つめます。
そこへやって来た創真を見て、邪魔者が来たと言う朝陽。
朝陽にリベンジを望む創真に、朝陽はその願いは叶いそうもないと言い、全てを叶え、手に入れられるのは自分だと宣言しました。
「まぁ…俺に勝ったらならそん時は好きに行動してくれたらいいすけど」
創真は対峙した朝陽に、勝敗が決した時、自分が負けた時は好きにしろと言いつつ、一つだけ言わせてもらうと朝陽に面と向かって告げました。
「あんたじゃ薙切を幸せにできねーよ」
マセたセリフを吐くものだと、朝陽は創真に向ける表情を引き締めました。
その間にも、観客や審査員が続々と会場に集まってきます。
その中には、黒塗りの車から出てくる三人の影がありました。
和服で、白髭を携えた男性の後ろには、長身の坊主でスーツ姿の男性が見えました。
そして、更にもう一人…
長い前髪と無精髭を携えた口許がありました。
それぞれの思いや因縁、興味と野望…
出場者だけでなく、大会全体が注目する試合が始まろうとしていました。
幸平創真VS才波朝陽──────
開戦!!!──────
食戟のソーマ【第304話】”神の舌”の呪いの感想
えりなはやっぱり母・真凪の事でいつもの調子ではないですね。
恵も創真も気がかりなようですが、創真にとって朝陽との試合はえりなの為ではなく、あくまでも自分の為だというのが伝わりました。
そこが恵が朝陽に挑んだ時との違いでもありますね。
トーナメントを順当に勝ち上がってきた創真は、朝陽と対峙します。
創真にとってリベンジ戦でもありますが、BLUEの大会においても創真と朝陽の対決は注目度バツグンなのは間違いありません!
続々と集まる顔ぶれもそうですが、創真と朝陽、どちらが勝っても次はえりなとの頂上決戦というのがどうしてもチラついてしまって、まだまだ見逃せない展開が続きそうです。
前回、恵と朝陽の試合がアッサリ終わってしまって少し残念でしたが、流石に創真との戦いはじっくり描いてくれるでしょう!
そんな期待も込めて、次回も楽しみに待ちたいと思います。
次回の食戟のソーマ【第305話】が掲載される週刊少年ジャンプ18号の発売日は4月1日になります。
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