金瓶梅

金瓶梅【202話】因縁の寵愛バトル ネタバレと感想!

まんがグリム童話11月号(9月29日発売)「金瓶梅」202話を読みましたので、

ネタバレと感想を書きました。

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金瓶梅 202話 ネタバレ!

全く変わってしまった露々(ルル)に金連は驚きながら、これほど自分を苛立たせるのは

ひとりしかいないことに気付き始めていました。

それは李瓶児……金連にとって因縁の人物です。

しかし瓶児は今ここにいるわけがないのです。

瓶児は死んでこの世を去り、さらにあの世で瓶児を溺愛した蟲王(ちゅうおう)と共に蟲穴

に落ちて死んだはずだからです。

驚愕して動揺する金連でした。

話は数か月前に遡り、あの世の話になりました。

あの世の河で魚釣りをしながら世間話をする老婆と婦人は、蟲王の話をしていました。

蟲王は長春妃と呼ばれた瓶児をこよなく愛していました。

そのため多くの死体が出て、河の魚たちが腹いっぱいになっていました。

蟲王と長春妃は蟲穴に落ちて死んでしまったよ、老婆は言いました。

そこへ小柄な梅婆(ばいばあ)と呼ばれる小柄な老婆が、笑いながら近づきます。

「悪人ほどはばかる。それはあの世でも同じ」と梅婆は笑います。

梅婆は「蟲王は生きてる」というのです。

驚く老婆は「長春妃も?」と尋ねます。

梅婆が答えようとすると、霜近と呼ばれる男が梅婆を「仕事がある」と呼びつけます。

蟲王の館では、裸の蟲王が横たわっていて、静かに目覚めるところでした。

それを見守っていたのは、薬師と呼ばれる謎の男でした。

蟲王はひと月眠っていましたが、薬師のおかげで目覚めることができたのです。

蟲王は「長春妃は生きているのか?」と薬師に聞きました。

薬師は「死んで躯は無明寺に引き取られたよ。沙羅という女がしたそうだ」と答えます。

沙羅は無明寺の僧主を慕っているため、僧主のためなら何でもするのです。

長春妃を取り戻そうと躍起になる蟲王でしたが、回復したばかりの体では無理でした。

薬師はそんな蟲王を見て、手伝おうと申し出るのでした。

無明寺では夕刻の祈祷が行われようとしていました。

全員が並んでひざまつき、僧主をお迎えしなくてはなりません。

新人の若い僧侶は初めてのことに戸惑いながらも、指示に従います。

そこへ顔を仮面で覆った僧主が通りがかり、若い僧侶に顔をあげさせます。

僧主は若い僧侶を見つめ、お付きの霜近に「この者にします」と告げます。

霜近に促されるまま後をついていく若い僧侶でしたが、なぜなのかわかりません。

行き着いた場所には立派な部屋があり、僧主が迎えてくれました。

僧主は「私がおまえを選んだ」と涙ながらに言います。

あとのことを頼まれた霜近は、若い僧侶に傷ついた女人を救うことがおまえの使命

だと告げ、ふしぎな液体を若い僧侶に飲ませます。

液体を飲むと体が異様に熱くなった若い僧侶は、霜近に導かれるまま女人の寝所へ

向かいます。

寝所には傷ついた全身を包帯で覆った女がいました。

女に導かれるまま体を重ねる若い僧侶は、すでに廃人のようになっていました。

女はもっともっとねだり、さらに深く体を合わせます。

若い僧侶は泡を吹きながら女の求めに応じ、果ててしまうのでした。

翌日の朝の祈祷時には、傷だらけだった包帯の女は美しい姿に戻っていました。

女は李瓶児、またの名を長春妃、無明寺では春瓶尼と呼ばれていました。

瓶児は僧主でなければ枕をかわせますのに、と涙ながらに僧主に感謝します。

僧主は春瓶尼が側にいてくれればそれでいい、と答えるだけでした。

僧主は外法と呼ばれる禁じられた呪法を使うことで瓶児を美しく蘇えらせたのです。

瓶児は霜近に世話をしてもらいながら、「私にはお墓が二つある」と話します。

この世で死んで墓を作ってもらい、あの世でも死んで僧主が墓を作ってくれたからです。

話ながら瓶児は体が疼いてきます。

どうしましょうと霜近に話すと、霜近は「お任せください」といい、瓶児の体にむしゃぶり

つきます。

瓶児の体を愛撫し、彼女の性欲を満たす霜近でした。

霜近はこの世で瓶児に会っており、彼女のために何でもしてきましたが結局むくわれず

あの世の無明寺に行き着いたのでした。

無明寺で霜近は、体を通じないと心が通わぬ女がいることも教えられ、今は瓶児の疼きを

癒すという目的で体を重ねるようになっていました。

そのことにこのうえない歓びを感じ、瓶児のためならどんなこともすると改めて誓う

のでした。

そんな二人の光景を僧主は水晶を通して見ていました。

私は彼女が生きていてくれればいいのだと呟きます。

そこへ老婆のような姿をした沙羅がやってきました。

僧主を慕う沙羅は、僧主のすぐ側まで寄ろうとしますが、僧主に断られます。

沙羅の手助けがなければ、瓶児を助け出すことが不可能だったのです。

沙羅は僧主に自分と枕を交わすように迫りますが、僧主は僧だからそれはできないと

断りますが、沙羅はあきらめないと不気味に笑うのでした。

その頃瓶児はこの世に戻り、西門家の旦那様の元へ帰りたいと願っていました。

この世に戻るには、誰か協力してもらうことが必要でした。

目を付けたのは霜近でした。

自分を慕っていることをいいことに、瓶児は霜近をたぶらかし、協力させることを

約束させます。

瓶児の願いを叶えるには、僧主と同じように外法を用い、旦那様に最も近い娘の

体と入れ替えることで叶うはずだと瓶児に説明します。

こうして霜近に手伝ってもらいながら、瓶児は露々の体を乗っ取り、思惑通り

旦那様の元に帰ってきたのでした。

金瓶梅 202話 感想!

露々の体を乗っ取ったのは、やはり李瓶児でしたね。

それにしても瓶児は清楚な美貌と色気で、あの世でも数多くの男を魅了するのですね。

あの世にいっても怖い女です。

思惑通り蘇った李瓶児ですが、果たして旦那様は、そして金連はどうでるのでしょう?

この先が楽しみです。

次回「金瓶梅」203話は、10月29日(まんがグリム童話12月号)発売です!

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