私の神様

私の神様【第9話・風邪】ネタバレ!神様も風邪をひくようです。

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月刊少年ガンガン9月号(8月12日発売)、私の神様【第9話】のネタバレ・感想をまとめました。

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前回のあらすじ

季節は秋になり、先生と暮らし始めた時のことに耽っていたかずさ。

その頃、また先生も同じようにその時のことを思い出していました。

かずさとの暮らしについて初めは乗り気ではなかったものの、今となってはかずさがいないとつまらない、と思うようになっていました。

そして、二人で小説が完成したことを喜んだのです。

私の神様【第9話・風邪】ネタバレ

ある日の朝、体温計の数字は38.5と表示されていました。

「あちゃー、これは完全に風邪ですね」

かずさが呟きながら、心配そうに先生を見ます。

「本当に一人で大丈夫ですか? やっぱり私家にいた方がよくないですか?」

「大丈夫じゃって…今まで一人じゃったんじゃし、それより学生なんじゃから学校に行かんか」

「…じゃあ行ってきますけど、おやすみしててくださいね」

「ん」

「……やっぱり大学休もうかな…」

「はよ行かんか…」

渋々大学へ行き講義を受けるかずさ。

しかし、講義の内容が入ってきません。

(心配だ…前例があるからな…)

それは、3ヶ月前に熱中症で先生が倒れていた時のことです。

(まあでも、必要なものは全部枕元に置いてきたし、流石に今日そんなことはないか…)

やがて講義が終わり、かずさは真っ直ぐ帰りました。

「ただいま帰りましたー」

引き戸を開けると、廊下で先生が倒れていました。

「ちょっ先生大丈夫ですか!?」

「お…かずさか、おかえり…少し寝とったわ」

「布団で寝てくださいよ!」

「水を飲もうと思って…」

「ペットボトル置いてたでしょ」

「固くてあかんかった」

「え」

冷えピタを剥がして、額を触ってみると。

「熱っ!」

ぼんやりとする先生を寝室へ運び、寝かせてあげるかずさ。

「もしかしたら、最近生活が不規則だったから疲れがたまってたのかもしれませんね。

一人にしちゃってすみません」

「いやわしが学校に行けって言ったんじゃし…」

「それでもですよ。

何か食べられそうですか?」

「わからん」

「じゃあ少しおかゆ作りますから食べれたら食べましょう。

ちょっと待っててくださいね」

「…ん、すまんの」

「気にしないでください」

そう言って、寝室を後にします。

一人になった先生は天井を眺めながら、呟きました。

「情けないのう」

 

一方で、台所で鼻歌を歌いながらおかゆ作りをするかずさ。

(なんだか、小さい頃を思い出すな)

“かずさ、何か欲しいものはあるか?”

“ううん。

もう寝るからいいよ、お父さんお仕事忙しいし”

“お父さん今日はお仕事休んだんだ。

かずさが寝るまでここにいよう”

それは、かずさと父の記憶でした。

そして、作り終えて部屋に戻ったかずさは。

「はいっ、あーん♡」

「…自分でやるわい…」

「ちゃんとフーフーできます?」

「できるわ…なんでできんと思うたんじゃ」

「ちぇっ」

「ちぇて」

先生は弱々しくもおかゆを冷まして食べようとしました。

しかし。

「あふっ」

「ほらー、言ったじゃないですかー」

と言いながら、かずさ自身もおかゆを食べ始めます。

「おぬしもおかゆか?」

「はい。

私は朝作って残ったやつを」

「え、これわざわざ新しく作ったんか」

「新しく作った方がおいしいでしょ」

笑うかずさに、先生は少し俯きました。

「そこまでせんでええのに…」

「あれ、先生もしかして…。

朝あんなに一人で大丈夫って言ってたのに看病されてるの、ばつが悪いって思ってます?」

「……まぁ…」

「そんなに悔しそうに言わなくても…」

かずさは器を起きながら言いました。

「もー、病人は甘えていいんです。

私の父はいっつも仕事で忙しくしてましたけど、私が病気のときはずっとそばについていてくれました」

優しく笑いながら続けるかずさ。

「私が喜ぶと思って、甘いものいっぱい買ってきてくれたりとか。

結局食欲なくて食べれなかったんですけどね。

だから私、風邪ひくの好きでしたよ。

甘やかしてくれるから」

[おかゆの湯気も、すりおろしのりんごも、額にあてられる冷たい手も、私にとっては全部やわらかな思い出だ]

大体ですね、と言いながら、

「かっこつけるにはもう遅すぎるんですよ!

ほら、あーん」

とスプーンを差し出しました。

それを素直に食べる先生。

「はいっもう一口」

「もう自分で食べるわ」

「えー」

かずさは、心中で思います。

[いつも二言目には「すまん」と言うあなたが、堂々と私を、頼るようになればいい]

やがて落ち着き、かずさはまた眠った先生の頭を撫でます。

(…人間に、なったかいがあったなあ)

[先生の呪いは不思議で、傷は致命傷でない限りすぐに治るのに風邪や病気、飢えをしのぐことはできない]

そして、隣に寝転びました。

[花の時は触れなかった。

鳥の時は話せなかった。

猫の時は抱きしめることができなかった]

(私は、とてつもない幸せ者だ)

かずさも目を閉じて、その幸せを噛み締めます。

それから、気がつくとかずさは眠っていました。

やがて目を覚まして慌てて起き上がろうとします。

(まずい、寝てた)

「ーーくな」

「え?」

その腕は、先生に掴まれていました。

「行くな…」

うなされながら、呟く先生。

「行くな…」

[この人が、弱音を吐くところを私は見たことがない。

何かにすがるところも、悲しみに涙を流すところさえ、私は見たことがない。

こうして夢の中で何度も誰かに手を伸ばしたのだろうか]

かずさは先生の手を握りながら、微笑んで言いました。

「先生、起きましたか? うなされてましたよ。

怖い夢でも見ましたか?」

荒い息でぼんやりとする先生。

「先生。

私はここにおります。

ずっとここにおりますよ」

[今度はちゃんと、その手を掴んでみせるから。

私をもっと、頼って欲しい]

 

そして、翌朝。

「わしの風邪は治ったけども。

きれいに、うつってしもうたの…」

今度はかずさが熱に浮かされていました。

「うう、先生が治ったのなら本望です…」

けほ、と席をするかずさ。

「のどもやられとるの…食べられるか?」

先生の手元にはおかゆがありました。

「はい…」

「ほれ、あーん」

その瞬間、かずさは思わず吹き出してしまいました。

「な、なんじゃ何笑っとるんじゃ!」

「すみません先生がそういうことするとは思わなくて…」

先生は少し気恥しそうに言います。

「…だってのう、わしだけ弱いところを見せるのは不幸平じゃろ」

「やだ先生、そんなこと考えてたんですか面倒くさい」

面倒くさい、と言われてしまい黙ってしまう先生。

「でもその面倒くさいところ嫌いじゃないですよ」

「フォローになっとらんわ…」

「えー…むしろ好きですよ、そういうとこ」

「…からかうなといつも言うとるじゃろ」

「本当のことなのにー」

「…知らん」

かずさは笑いながら、思います。

[暗闇で手を伸ばし続けたその先に、光に触れるというならば。

きっとこれが、そうだ]

「あーん」

「結局するんかい…」

私の神様【第9話】感想

今回は秋風邪の回でした。

弱った先生が可愛らしくもなんだかとても切なかったです。

かずさの心境もやはり切なく、胸がきゅっとなりました…。

次回はどんなストーリーになるのでしょうか。

そろそろ盛り上がりが欲しいところですね。

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