王室教師ハイネ

王室教師ハイネ【第76話・それは友情のため】ネタバレ!国王から告げられた重大な話とは?

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月刊Gファンタジー4月号(3月18日発売)、王室教師ハイネ【第76話】のネタバレ・感想をまとめました。

前回までのあらすじ

長い間街で過ごしたリヒトが無事に兄弟やハイネに迎えられて王宮に戻った中、アインスも決断してエルと共にヴァイスブルク王宮へ出発したのでした。

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王室教師ハイネ【第76話・それは友情のため】ネタバレ

「……」

なぜかお湯に浮かんでまったりしているハイネ。

(あれ…? なぜ私は一人温泉でまったりしているのでしょう…?)

それは、1週間前のことでした。

「今日はみんなに大事な話があるんだ」

真剣な面持ちでそう切り出した国王、もとい父の姿に息を呑む一同。

「な、なんだろ…大事な話?」

レオンハルトがリヒトに小声で話しかけます。

「おばあ様やアインス兄様も揃ってるなんて珍しいし…よっぽどの大事じゃん…?

少なくともつけヒゲが似合わなくて悩んでるんだ! …みたいな話じゃないよねー」

呑気に話すリヒトに、ブルーノが「こら…!」と突っ込みを入れます。

「深刻なことかもしれないだろ、からかうなっ!」

その中で、国王の傍にいた兄のアインスに声をかけるカイ。

「兄上…久しぶり…」

「……ああ」

そこで、ローゼンベルクが言いました。

「…その大事なことというのは、アインス王子に関することなんですよ。

ね?」

「そうなんだ。

実は…」

国王が咳ばらいをして、言いました。

「この度我が息子アインスは、結婚することになりました!」

瞬間、驚きの声を上げるブルーノ・リヒト・レオンハルト。

「な、何それ!? 俺王宮にしばらくいなかったから知らないだけ!?」

「いや…自分も全然」

「僕だって初耳だ…!」

「俺も…」

「ああ。

実は以前から進めていた話で…」

言いつつ、涙ぐむ国王と、その横ですでに泣いているおばあ様。

「こっ…この度…正式に婚約ということで…」

「お、おめでとうアインス…」

(すでに結婚式終盤のテンション…)

「で、お相手は!?」

リヒトが聞きます。

「ベルギアン王国の第二王女である、パオラ王女だ。

母君であるシャルロッテ王妃と兄君妹君と共に、一週間後このグランツライヒ王国を訪問される。

みんなは初対面だしリラックスして打ちとけられるように、ここではなく別荘に一泊ご招待できればと思っているのだが、どうだろう。

みんな来てもらえるかな?」

「うん…!」

「それはもちろん!」

そこで、カイに抱えられていたアデルが悲しそうな表情で言います。

「アインス兄様が結婚…? もう会えなくなっちゃうの?」

「そんなことないよ。

とってもおめでたいこと…お祝いすることだよ」

「うんうん、それに別荘も久々だし楽しみ~! 一緒に遊ぼうなアデル~!」

はしゃぐ兄弟たちを見て、国王がアインスに声をかけます。

「よかったねアインス。

みんな来てくれるって」

しかし、当のアインスは何も言わず顔を背けてしまいました。

そんな様子を見ていたハイネ。

(おめでたいことのはずなのに当のアインス王子はなんだか浮かない顔のような…寡黙なお方ですが、なんというか…覇気がない…?)

「王室教師殿」

不意に国王から声をかけられ、ハイネは我に返ります。

「はい」

「王室教師殿もどうだい? 一緒に別荘」

「いえ、私は。

ごあいさつする立場でもありませんし」

「それはそうだけど暇じゃないか? 皆出かけるとその日授業はなくなるだろう」

「いえ、授業の準備はできますし…教師としてやるべき仕事はあります」

(それにゴロゴロ寝たいですし)

そこで、ブルーノが泣きながら叫びます。

「し、師匠! いらっしゃらないのですか!」

「うーん残念だ。

別荘には天然の温泉があるんだがな…」

その瞬間、ハイネは露骨に反応します。

「ここから鉄道で一時間と近い場所でザルツイシュルという温泉地でね。

入ったことあるかい? 温泉」

「お…温泉…」

「気持ちいいよ~、温泉」

「先生…温泉行こう」

「師匠、ぜひご一緒に! いいところですよ!」

「いいよねー温泉!」

 

そして、今に至るのでした。

(今まさに皆様はお相手のベルギアン王国王家の皆様と会食中…私はやることはありませんから、温泉に来たわけですが…)

プカプカと温泉に浮かんで宙を見るハイネ。

(天国…!!

温泉なんて初めてですしお湯を沸かす手間がすごいので上流階級すら湯船に入ることは多くないらしいですから、この世のぜいたくの極みです…。

しかし、こんなに体が浮くとはもしかして…)

そんな時、不意にハイネは何者かに体を抱えられたのです。

「!?」

「ここの温泉は塩分の濃度がとても高いので体が浮きやすいそうですよ。

ひっくり返って溺れないように気をつけてくださいね、先生」

「ローゼンベルク伯爵…!」

「入ったら小さいのがプカプカ浮いているのでなんのオモチャかと思いましたよ」

言いながら不敵な笑みを浮かべるローゼンブルク。

「どうです先生。

上がったらご一緒に昼食でも」

 

ローゼンベルクの申し出に乗ったハイネは、別荘の敷地内の庭に来ていました。

(改めて…素敵な別荘ですね。

静かで美しい自然の中にポツンと…ここなら皆様ゆっくりお話しできることでしょう)

「おまたせしました。

宮殿からあまり荷物も持ってきておりませんので、簡単な食事ですが…」

そこで出されたのは、大変美味しそうな料理。

「おお…っ! おいしそうなサンドイッチ…トルテまで…」

「喜んでもらえてうれしいです。

さ、いただきましょう」

遠慮なく食事に手を付けるハイネは、やがて我に返ります。

(ま、また食でつられそうに…!

ローゼンベルク伯爵…アインス王子を国王にするべく今まで私達に対し妨害と思える動きをしてきた。

私の生徒達に関わること…そのことは教師としてきちんと追及しておかなくては)

「……あの」

「わかってますよ。

聞きたいのでしょう? 私が貴方の生徒である王子達を国王候補から落とすために色々画策していたのかと…でも、確かな証拠も証言もなにもありません。

どうせはっきりしないことを話しても無駄じゃありません?」

言いながら、ローゼンベルクはサンドイッチを口に運びます。

「では、はっきりできることをお聞きしましょうか。

貴方は王子達が国王を目指すことを妨害しますか? これからも…しかももっとエスカレートした手段で…もし、そんなことがあれば…私は―…!」

瞬間、思い切りローゼンベルクを睨み付けるハイネ。

しかし、当のローゼンブルクは微笑を浮かべます。

「怪我させたり、最悪暗殺…とか? そんなことはしませんよ。

私もグランツライヒ王国の輝かしい未来を願っている一人です」

堂々と話すローゼンブルクの言葉を、ハイネも黙って聞きます。

「それに…もう王位継承は決まったも同然です。

国王にはそれにふさわしい王妃がいなくてはならない…パオラ王女は血筋は申し分ありませんし、頭も良く王族としてのふるまいも完璧だそうです。

ヴィクトール国王陛下も認めざるをえないでしょう…残念でしたね、ハイネ先生」

「…別に、私の仕事は4人の王子の教育です。

権力も出世争いも関係ありません…アインス王子の侍従長である貴方と違って」

「……そうですね。

国王の侍従長となれば王宮内でこれ以上ない最高の地位でしょう――でも、興味ありません。

アインス王子が国王になったら私は侍従長を辞めますよ」

「……!?」

「権力も地位も…今ですら煩わしいのにこれ以上はごめんです」

「…では…なぜ貴方はアインス王子を国王にしたいと…」

「彼はずっと幼い頃から第一王子としての重責を背負い続けてきた…そんな幼なじみを助けたくて、私は自分の家を継ぎ、地位を手に入れ彼の侍従長となったのです。

彼が国王になることを望んでいるから、それを叶えたい……私はただそれだけですよ」

「……つまり、全ては友情のために、ということですか」

「友情…そんなキレイなものかはわかりませんけど……そんなところですね」

その言葉を聞き、ハイネは静かに腰を上げます。

「今まで貴方が王子達にしてきたであろう妨害は、見過ごすつもりはございません。

…ですが私は貴方の親友のご結婚を、心から祝福させて頂きます」

そう言って、軽く一礼するハイネ。

「アインス王子の弟君達の、教師として」

「そうですか。

その言葉…一応ありがたく受け取っておきましょう」

 

夜になり、王子達がハイネの所に戻ってきました。

「師匠!! 無事会食は終わりました!」

「は~、疲れた」

「お疲れ様です。

いかがでした?」

「何も問題なく!」

「き…緊張した」

「でも初対面で少し話せてたよ、すごいじゃんカイ兄ぃ」

「リヒトも珍しく緊張してたな」

「う、うっさいなぁ~!」

「ハイネ! 温泉いくぞ! ず~っと座りっぱなしで話して…僕は疲れた!」

「あ、でも私先ほど入ったので」

「いいじゃん! 2回目でも」

「参りましょう師匠!」

(ふ・・・ふやけてしまいそう…)

半ば強引に連れられ、廊下を歩いていた時。

「あっ! あれ、あの人だよ。

アインス兄様の結婚相手」

窓の外を指さして、リヒトが言いました。

「なんか仲良さそーだったよ。

2人共大人で落ち着いててピッタリってかんじ」

「…そうですか…」

 

それから、3日後。

「今日はみんなに大事な話がある」

再び国王に呼び出された王子達とハイネ。

「何これデジャブ…?」

「からかうな、深刻な話かもしれないだろう!」

「それさえもデジャブ!」

すると、国王は神妙な面持ちで切り出します。

「あの…すまない。

実は本当に深刻で…大変言いにくいことなのだが実は…」

咳払いをして、告げられた言葉は。

「アインスの結婚が、破談になった」

「……!?」

アインス王子とパオラ王女の間に一体何があったのか?

王室教師ハイネ【第76話】感想

ローゼンブルク伯爵の心内が少し明らかになりましたね。

何を考えているのかわからない人物ですが、本当にアインス王子を思っているのでしょう。

さてさて、リヒトが王宮に戻ってきたと思えば、いささか急展開です。

まさかのアインス王子の婚約と、その破談……。

アインス王子が浮かない顔をしていたのと、どんな関係があるのでしょうか?

次回も楽しみです。

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