渋谷金魚

渋谷金魚【第26話・宇田川町④】ネタバレ!初たちは宇田川町を脱出できるのか?

3414A661 399D 48C1 B975 96F816140D3F 1280x720 - 渋谷金魚【第26話・宇田川町④】ネタバレ!初たちは宇田川町を脱出できるのか?

月刊ガンガンJOKER4月号(3月22日発売)、渋谷金魚【第26話】のネタバレ・感想をまとめました。

前回までのあらすじ

平凡で冴えない日常を過ごしていた少年・月夜田初。

彼の普通の毎日は突然終わりを迎えます。

大都市・渋谷に突如大量発生した“人食い金魚”。

絶望的な生存競争が開幕したのでした。

渋谷金魚最新話を無料で読む方法は?

渋谷金魚最新話を無料で読む方法はU-NEXTでできます!

今なら31日間無料体験実施中に加え、新規加入で600円分のポイントをゲットできますので、渋谷金魚最新話を実質無料で読むことができます!

ぜひこの機会にこちらから↓

▶今すぐU-NEXTに登録して
渋谷金魚最新話を読む

渋谷金魚【第26話・宇田川町④】ネタバレ

「『手足』に遭うとさぁ、何故か死ぬ奴がいるんだよね。

金魚が吹き出して」

壬生が語る中、初は人間から突如金魚が吹き出すという狂気じみた現象を目の当たりにしていました。

「なっ、」

(一体何が起こってるんだ…!!?)

「うわぁぁあああ!!」

とにかく逃げる初。

その間、カラオケ施設内のあちこちで同じ現象が起きて再びパニックが起こっていました。

「西大寺さん! 上はもうだめです!」

「チクショウ! どうしろってんだあぁ!!」

「ダメェ!! 一階に降りられない!」

「窓だ! 窓を破って外に飛び降り――」

建物内だけでなく、外にも金魚たちがはびこっていました。

「…これは…ちょっとヤバイかもな…」

1人銃で応戦する自衛隊員・壬生。

そんな中、初もどうにか阿鼻叫喚な場面を切り抜けようとします。

「ひぃぃ!! 反対だぁ! 反対に回れぇぇええ!!」

しかし、その時小学生くらいの子どもが初の前で転びます。

「だっ、大丈夫!? 早く立っ―」

「触るな!!」

子どもは大人たちが逃げていった反対方向に走り出します。

「ダメだ、そっちは危ない!!」

子どもの傍には、既に大量の金魚たちが。

「くっ、」

しかし、子どもは近くの消火器を取って金魚に吹きかけます。

ひるみながらも、子どもに襲い掛かる金魚。

初は走り出し、子どもを抱えて逃げます。

「ちょ、放せ!」

懸命に逃げるも、もうほとんど隠れられる場所なんてありません。

(ダメだ…もう、逃げ場がない…!)

咄嗟にカラオケルームの一室に逃げ込み、ドアを必死に抑えます。

「君は奥に隠れて!!」

(! そうだ、机…!! これでドアを塞いで…!)

しかし、その瞬間。

ドアのガラスを金魚が突き破ろうとしていました。

(そ…そん、な―――)

次々に金魚が入り込んできて、絶望的な中、初は子どもを抱えて死を覚悟します。

が、唐突にべしゃ、という音が響きました。

恐る恐る初が目を開けば、地面に落ちて動かなくなった金魚。

「…え」

その金魚を皮切りに、室内に入って来ていた金魚たちがどんどん地面に叩きつけられていきます。

何が起こっているのか全く分からない中、初は金魚たちが死んでいることを確認します。

「…死んでる…」

その瞬間に、子どもは初を押しのけて部屋を飛び出します。

「!? な、ちょっと待って、まだ危ない!!」

部屋の外でも、同じことが起きていました。

廊下には無数の金魚の死骸が広がっていたのです。

(…分からない…一体何が、どうなってるんだ…)

渋谷・宇田川町「カラオケ堂」3月18日AM2:35。

一旦状況を整理するため、改めて部屋に集まった一同。

そこで壬生が淡々と言います。

「生き残ったのは15人。

「カラオケ堂」に来たのが32人だったから…死んだのは17人…だね。

その内9人は普通に金魚に襲われて死亡、そして残り8人が突然体から金魚が噴出して死亡した。

8人の死体を調べたけど分かったのは金魚が内側から喰い破って出て来たって事だけ…ほかに異常な点は見つけられず、原因は不明。

今の所文字通り“金魚が突然体内に現れた”…と考えるしかないね」

「…ふ、ふざけるな!! なんでそんな事が! それが、あの…! 『手足の生えた金魚』に遭ったせいだって言うのか!?」

「それにさっきの金魚だって全部…突然死して…!」

「壬生、お前は前にも『手足』に遭って死ぬ奴を見てるんじゃねぇのか!?」

「と言っても2日だけだしなぁ…。

宇田川町に着いてまだ他の隊長が生きてた頃だけど異常が起きた所ですぐ退却したし、金魚が突然死するのも初めて見たんですよね。

そもそも金魚が吹き出す条件もわからない。

『手足』を見て数分で死ぬ奴もいれば翌朝に死ぬ奴もいたし、何の異常も起きない事もあったしね」

「オイふざけんじゃねぇ…! 俺のツレはその『手足』とか言うの見てねえのに金魚が出て死んだぞ!」

「そっ、そうよ! 私達「さんだらけ」が襲われた時最初から奥に隠れてたのよ!!」

「…どうやらただ“見た”とか“接触した”といった…単純な事では無さそうですね…」

「あぁ…それなら『手足』に直に接触した…俺や小僧が無事なのがおかしいしな」

そんな中で、壬生は笑って言います。

「まあ、まだ無事なだけかも知れませんけどね」

「てめえ!」

室内中が疑心でいっぱいになる中、初も必死に考えます。

(『手足』に遭うと“どうして金魚が吹き出すのか”も…“何故無事な時とそうじゃない時あるのか”も…きっと繋がってる気がする…だけど、一体何でなんだ…!?)

「あの…何か対策や打つ手は無いんですか!? このままじゃ…」

初が立ち上がるも、隣に座っていた女が呟きます。

「…もう…終わりなのよ…」

「え?」

「私達このままこの渋谷で! 訳も分からないまま死んでいくのよぉっ!!」

「もう…帰れないんだ、元の生活には…」

「そんな、ちょっと待って! 諦めるのは早いですよ!! みんなで協力すればこの状況も何とかできますよ!」

初が叫ぶも、不安と恐怖に駆られた大人たちは非難の声を上げます。

「協力って一体何をだ! 私達はただの一般人だぞ!!」

「しかも赤の他人よ! 他人!」

「やりたきゃてめぇ一人でやれや!! ガキが知った風な口きいてんじゃねぇぞ!!」

「チッ、こんな所もう一秒だっていられるか…壬生! 武器を渡せ! 拒めば殺してでも奪うぞ!!」

「オイ! バカな事言い出すんじゃねえっ!!」

室内は、まさに最悪の空気。

(このままじゃ宇田川町を出るどころじゃない…! アリサ達も見つけられないまま…ただここで金魚に殺されてしまう…!

…でもどうしたらいいんだ!! こんな時皆がいてくれたら…! アリサ…みおっち、淀屋橋さん…皆無事なのか…!!)

絶望的な状況に皆が静まり返ります。

そこで壬生が話を始めようとしました。

「あー、皆さん。

ちょっと話を聞いて欲しいんだけど―」

しかし、その瞬間壬生の無線機からノイズ音が。

「他の隊員から無線…? もう俺以外全滅したと思ってたけど…」

≪…誰か…い…ませんか…! お願…い、返…事を…わ…たし…は…!! 淀屋橋……薫…!≫

その声の主に、初は思わず無線機に飛びかかろうとします。

「よっ、淀屋橋さん!! 僕だ! 月夜田初だ!!」

≪誰か…! 返事を…!≫

(き、聞こえてない!?)

「多分死んだ隊員の無線を使ってるな…使い方がよく分かってないんだ。

送信ボタンを押してるからこっちの声が届いてない」

≪私達…宇田川町で…!≫

無線機の声に、室内中が緊迫した空気になります。

≪あの金魚…人が死――≫

(頼む…今どこなのか言ってくれ!)

その時、無線機からは叫び声と激しい物音が。

「! よ…」

初が叫びそうになりますが、無線機の声は途絶えていませんでした。

≪かおぴっ…ぴ逃げて!! あの金魚が…ここはもうダメ…だ…! 今はアタシ達だけで…“学校”に行くしかないよ…!≫

≪でも…! まだ初さんが…!≫

その時。

≪大丈夫よ!!≫

「…アリサ…!」

無線機の声の主たちが、初にだけは分かったのです。

≪私達が前に進んでいれば必ずそこに…初も来るわ!!≫

そこで、無線機は切れてしまいました。

「…切れ…た…“学校”…?」

(でも…皆生きてる…戦ってる!!)

「「宇田川北小学校」に向かったんだよ」

「え?」

「皆聞いてください。

俺達は今夜宇田川町を脱出するため、全員で宇田川町北部の「宇田川北小」を目指します」

「はぁ!?」

「ば、バカな! 何でそんな所に!?」

「まさか…お前、アレのある場所が分かったのか!?」

「えぇ、昨晩やっと隊長に会えて…場所が聞けましたよ」

「あ…アレ…?」

「月夜田君には自衛隊が輸送ヘリで渋谷に来たって話したよね。

宇田川町の上空で金魚に襲われた時、俺を含めて隊員の半数は降下したんだけど乗ってきたヘリが墜落したかどうかはずっと不明だったんだ。

だけどその輸送ヘリは「宇田川北小」の校庭に不時着できていたのが隊長の話で分かった。

不時着した際、隊長達は一度態勢を立て直す為にそこを放棄してそれ以後学校に近づけなかった。

だから“積荷”はそのまま…ヘリは壊れたらしいけど中には各種火器と、そして何より。

正面からの徹甲弾すら耐える特殊複合装甲と44口径滑腔砲を搭載した陸自最新兵器、“10式戦車”が残されている」

「せ…戦車!?」

「生身でこの宇田川町を脱出しようとすると必ず路地で大量の金魚に囲まれるか、どこからともなく現れる『手足』に見つかって噴出死する。

もうこの街を生身で脱出するのは不可能なんですよ。

だから俺達はこの迷路の様な宇田川町を異常行動する金魚をかわし『手足』に遭わない様に隠れながら、10式戦車を手に入れそのスピードと火力と装甲で、この狂った街の包囲をブチ破る…!」

「……ふ、ふざけないで!! 私達にそんな危険な事をやれって言うの!?」

「しかも「北小」なんて街の反対側じゃないか! 行ける訳無いだろ!」

「大体戦車を手に入れたとしてうまく行く保証あんのか!?」

「保証? そんな物ありませんよ。

でもさっきの騒動で窓が何ヵ所か割れた…一応塞ぎましたがここも明日までもたない」

壬生の言葉に、皆が押し黙ってしまいます。

しかし、初だけは違いました。

「…もうこの渋谷には「安全」な方法も「確実」な方法も無い…だから生き残る為には賭けるしか無い。

そういう事ですよね」

「…そういう事だね。

出発は30分後―、午前3時30分に「宇田川町脱出作戦」を開始する」

「こんな…金魚だらけの町を…絶対無理よ!」

「あ、悪夢だ…」

「嘘だろ…何で私がこんな目に…」

ざわつく面々。

その中で壬生は初に声をかけます。

「友達が生きてて良かったね月夜田君。

でも心配だなぁ…最後金魚に襲われてたみたいだし」

「そんな心配しませんよ。

皆僕より…勇気があって強いですから」

「…そうか」

小さく笑う壬生。

「頑張ろうぜ月夜田君。

俺も君の友達に会ってみたくなったよ」

そう言うと、壬生は部屋を後にしました。

『私たちが前に進んでいれば必ず…初もそこに来るわ!』

(…そうだ、弱気になってる暇なんて無いんだ。

どんな絶望的な状況でも前に進む…! そうすれば、必ず僕らは会える…そうだよな皆!!)

その頃、警察2人が廊下で話し合っていました。

「…かなり…厳しい作戦になりそうですね。

『手足』の正体もまだ分かってませんし…」

「…ああ、だがやるしかねぇ…にしてもよ。

あの小僧、なかなか肝が据わってるな。

ずっと宇田川町に隠れてた連中とは違うぞ」

「…というより…私達も含めてここにいる誰より、彼が一番この“地獄の渋谷”で…修羅場をくぐって来ている様に感じました…」

その頃、初も廊下を歩いていました。

そこに、突然声をかけられます。

「おいそこのダサいパーカー!!」

「…え? あ…君はさっきの…」

その声の主は、消火器で金魚と対峙した子ども。

「さっきの無線の時、お前アリサって言っただろ。

それってまさかアイドルの碓氷アリサ!?」

子どもは初に詰め寄ります。

「な、何でそれを…」

「やっぱりそうなのね!? お前私のアリサの何なのよ!!」

「ちょ…何言って…、君は一体」

よく見てみると、子どもの持ち物にはあちこちにアリサのグッズがあしらわれていました。

(ア…アリサの缶バッヂに、アリサと同じシュシュ…!?)

『そのシュシュ小学生のファンの子からもらったんだっけ』

『そ! 私の宝物…一番熱狂的なファンよ』

(ま、まさか…!)

「私は“アリサ親衛隊”会No.1…! 観月楓香よ…!」

 

3月18日AM3:30。

外では、金魚たちが月に向かって歌を歌っていました。

[こうして――、僕らの最悪の夜は始まった]

渋谷金魚【第26話】感想

いよいよ次回からは宇田川町を抜けるための流れになる模様ですね。

またゆくゆくは新種の金魚も出てきそうですし……。

果たして、初は無事にアリサたちと再会できるのでしょうか?

観月楓香ちゃんも今後のキーキャラになりそうですし、今後の展開がさらに楽しみになってきました。

次号も期待です!

渋谷金魚最新話を無料で読む方法はU-NEXTでできます!

今なら31日間無料体験実施中に加え、新規加入で600円分のポイントをゲットできますので、渋谷金魚最新話を実質無料で読むことができます!

ぜひこの機会にこちらから↓

▶今すぐU-NEXTに登録して
渋谷金魚最新話を読む