月のお気に召すまま

月のお気に召すまま【第7・8話】ネタバレ!鈍感すぎる歩に翻弄される月の恋の行方は・・・?

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別冊マーガレット4月号(3月12日発売)、月のお気に召すまま【第7・8話】のネタバレ・感想をまとめました。

前回のあらすじ

素直で騙されやすく、いつも月(るな)にからかわれている歩(あゆむ)。

対して、鈍感な歩に中学の時から思いを寄せているがひねくれた性格のせいで素直に告白できない月。

じれったい二人の恋はの行方はいったいどうなってしまうのでしょう?

今回は2話分のネタバレをまとめました!

月のお気に召すまま【第7話】ネタバレ

歩と月は、歩の部屋で映画を見ていました。

しかし、その映画の中では濃厚なラブシーンが。

≪なぁいいだろ? キャシー≫

≪ダ…ダメよこんなところで…!≫

[死ぬほど]

平然としている月と、どんよりとした歩。

[気まずい!]

二人がどうしてこんなことになっているのか。

遡ること、一時間前。

二人はレンタルショップに来ていました。

「何そのお子様アニメ」

歩が手に取っていたのは、うさぎがパッケージに描かれた子供向けのアニメーション。

「歩先輩、高校生にもなってそんなもん観るんですか?」

「こっ…これは、うさぎ社会の闇を描いた大人向け映画で…!!」

「子供向けコーナーに置いてあんじゃん。

まあ歩先輩は洋画とか観ても難しくて寝ちゃいますもんね」

その言葉にムカついた歩は言います。

「じゃあ今から一緒にうちで観ようよ!!」

「はい?」

「私が洋画も寝ずに観れるってとこ証明してあげるよ! 今日は親もいないし」

「え」

月は呆然と歩を見ますが、自身の発言の意味を分かっていない歩は映画を選んでいます。

「お! これなんていいんじゃない? 私好みの大人な雰囲気だね」

 

[――そして、今に至る]

≪いい……いいわジョン…! もっとよ…!!!≫

テレビの画面の中では、ラブシーンがかなり盛り上がっていました。

[もういっそ眠ってしまいたい!

な…なんで洋画って容赦なくいちゃつきはじめるんだ…!

最悪だ気まずい誰か助けて!!!]

歩は顔を真っ赤にしながらも、画面を凝視しています。

そんな歩をからかい始める月。

「あっれ~? なんか歩先輩、顔赤くありません? もしかして動揺してます?」

「どどど動揺なんて…!!!」

慌てて平常心を装うと、飲み物が入ったコップを取る歩。

その勢いで、のみものが月にかかってしまいます。

「あっ!! ごめ…!!」

そして、映画の中でも…。

≪おいキャシー何をするんだい! これじゃびしょ濡れだ≫

≪わざとよ。

その邪魔くさいワイシャツを脱がせるためにね≫

何やら妙にシンクロしてしまっている状況に、歩は慌てて否定します。

「こ…これは誤解で……!」

「歩先輩に…汚された……っ!」

「紛らわしい言い方するんじゃない!!」

[最悪だ…!! こんなシーンでシンクロするなんて…!]

「とにかくタオルで拭いて…」

≪ふふ…拭いてあげる≫

≪ちょっ…! どこ触って…!≫

そのシンクロをいいことに、月のからかいが加速。

「先輩そんなとこ…ダメ…!」

「普通に髪だよ!!! さっきからなにふざけてんの!!!」

「だってなんか映画とシンクロするから…」

「私とキャシーを一緒にするんじゃない!!! 私が年下の可愛い後輩に……そんなことすると思う!?」

≪可愛い坊や……年下は大好物よ≫

「ち、違うよ!!!」

「ちょ…あんま近付かないでください」

「そんな、私はただ…」

≪そう…私はただあなたと寝たかっただけ≫

[もう余計なこと言うなキャシー!!]

「ほ、ほんとに誤解で――うわっ!!」

歩が立ち上がろうとすると、足を滑らせてしまいます。

その衝撃で、月に向かって倒れこむ歩。

気が付けば月のシャツを剥く形になってしまいました。

「変態」

月の言葉に、ショックで何も言えなくなる歩。

「濡れたから脱いだだけだったのに…まさか歩先輩がこんなことするなんて…。

俺そんなつもりじゃなかったのに~」

笑顔で、あわよくばな考えだったくせに歩をからかい続ける月。

「実は歩先輩ドエロイ女だったりして~?」

ニヤける月に対して、真っ赤な歩は叫びます。

「そ…そうだよ! 私は大人の女だからね!!」

「…はい?」

「だから、こんなハプニングなんてことないし! 全然動揺なんてしてないし…好きな男子には私もこんな風に迫るしね!!

だから全然余裕…」

「誰?」

その歩のセリフに、月の顔色が変わります。

「好きな男子って誰?」

「え」

「へー、すごいですね先輩」

言いながら、歩を押し倒して迫る月。

そして……。

「どんな男に迫ってんだか知らないけど、歩先輩なんかが相手にされるわけないじゃん」

「……なんで…いつもそーゆーひどいこと……」

≪好きだから≫

瞬間、また映画の中のセリフが。

≪君が好きで好きで仕方ないから、いつもひどいことを言ってしまうんだキャシー!≫

≪嘘よ!! だってアンディーいつも私に意地悪ばっかり言って…≫

≪それは君が僕を好きになってくれないから…本当はただ、君に振り向いてほしいだけなんだ……≫

盛り上がる映画の登場人物たち。

真っ赤になって月は否定しようとします。

「ち…ちが」

しかし歩は、

「アンディーってキャシーのこと好きだったの!?」

と映画の内容に夢中に。

何も気付かない歩の鈍感さに少しイラつく月は、歩の頬をつねります。

「もういい…好きな男子誰か答えろ」

「いででででで! いないよそんなの…!!」

その言葉に安心し、月は言うのです。

「好きだよ。

……アンディーは、キャシーのこと……」

「ふ…まあ私も薄々は気付いて…」

「気付いてないバカ」

「バ!? じゃあ月はいつから気付いてたの?」

「さあね。

でも、もうずっと前から――」

月は、頭の中で歩と出会った時のことを思い出しいたのでした。

月のお気に召すまま【第8話】ネタバレ

[月に出会った日のこと、今でも鮮明に覚えてる]

それは、歩が中学2年生になった頃のお話。

「陸上部に入部した1年の滝島月(たきしまるな)です」

[整った顔にさらさらの髪。

伏せた長い睫毛の影が頬に落ちて…それはそれは]

「よろしくね! 月ちゃん!!」

[綺麗な女の子だった]

「は?」

「私2年の亀井歩(かめいあゆむ)!! まさかこんな美少女が後輩になるなんて…!

なにかあったらなんでも言ってね…!」

まだ声変わりもしておらず、女の子っぽい名前を気にしていた月は心中でキレます。

「わかりました、なんでもいいますね♡」

(騙して遊んだろ)

月が男子だと全く気付いていない歩は、先輩風を吹かせたい思いでいっぱい。

(初めての後輩…絶対かっこいい先輩って思われたい…!!)

 

練習が終わり、1年がハードルの片付けをすることに。

「歩先輩!」

「月ちゃん! わ、たくさん持ってえらいね!」

「でもちょっと持ちすぎちゃったみたいです…やっぱ女子の私には重たくって…歩先輩、代わりに運んでくれません? なんでも言ってって言いましたよね」

陰湿な女子のいじめのような行動をする月ですが、歩には通用しません。

(月ちゃん…さっそく先輩として私を頼ってくれるなんて…!)

「任せて!!」

歩は月が持っていたハードルを一気に持とうとして、バランスを崩してしまいます。

足を捻った歩は、月に背負われ保健室へ。

「ご、ごめんね月ちゃん…! おんぶなんてよかったのに…てか月ちゃん力持ちだね!」

「気にしないで下さ~い」

心中で舌打ちをする月。

 

上手くいかないまま、別の日。

歩はホースで水を撒いていました。

「歩先輩! グラウンドの水撒きですか? 私もあっちのエリア水撒きするよう言われてて~。

でも私冷え性だから水とかいじりたくなくて~…歩先輩やっといてくれません?」

ぶりっこする月ですが、歩は喜んで引き受けようとします。

しかし、ホースの口を思い切りつかんでしまい、水が勢いよく歩の顔に。

「ご…ごめん! 月ちゃん水かかってない!?」

濡れてしまった歩の服が、透けてしまっていました。

「着てください」

月は気まずそうに自分のジャージをかけてあげます。

「え!? でも月ちゃん冷え性なんじゃ…!」

(かよわい女のフリして色々押し付けようと思ったのに…全然うまくいかない…。

この人が先輩のくせにポンコツすぎるせいだ)

「月ちゃんってすっごく美少女なのに…なんか男らしいよね」

とうとうバレたか、と身構える月ですが、歩は笑います。

「月ちゃんが男の子だったら絶対好きになっちゃう!」

その笑顔に、ドキッとしてしまう月。

「先輩…おれ」

「あー、いたいた滝島月」

するとそこに、上級生の男子3人がつっかかってきました。

「てめー人の女に手出してんじゃねーよ」

「はい? なんの話ですか?」

「あ…あの…おち、落ち着いて…」

上級生にビビッて会話の意味に気づいていない歩。

「歩先輩。

こんな奴ら相手にしなくていいですよ」

瞬間、上級生が月の胸ぐらをつかみます。

「なんだとコラ!!」

すると、歩が思い切り上級生を殴ったのです。

「私の後輩になにすんの!!!」

少し涙目になりながらも、月のために上級生に立ち向かう歩。

「いってーな!」

「月ちゃんにさわんないでよ!」

やられながらも、必死に反抗する歩は月に逃げるように促します。

「この!」

上級生が歩に手を上げようとした時、月がそれを防いだのです。

加えて反撃をします。

「次あの人になんかしたらぶっ殺すから」

ドスの効いた声で言われ、上級生たちは泣く泣く帰っていきました。

「る…月ちゃん…ま、まさか…!」

月はため息を吐きながら「バレちゃった」と言いますが、

「少林寺拳法の使い手!?」

「いい加減気付いてください」

これが、中学時代の二人のお話なのでした。

 

「懐かしいなー…あのときは本当に驚きましたよ。

世の中にこんなアホな先輩がいるんだって…!」

「いや最初から男子って言ってくれればいいじゃん!! まさかこんな悪魔のような後輩だったなんて…あのとき怖い先輩と組んで月を倒せばよかった!」

「かっこよかったですよ、あのときだけは」

「月は嘘つきだからもう信じない…」

少し泣きながらむくれる歩。

「ねえ先輩。

俺のことまだ女の子に見える?」

「……もう、男子にしか見えないよ……!」

全然かわいくないし、と目を背ける歩。

そんな彼女を見て、月は思い出します。

『月ちゃんが男の子だったら、絶対好きになっちゃう』

「全然なってくれないじゃん」

ぼそ、と呟かれた言葉は歩には届きません。

「やっぱ歩先輩のが嘘つきですよ」

「?」

やはり、歩は何も気付かないのでした。

月のお気に召すまま【第7・8話】感想

無自覚で鈍感な歩に振り回される月は相変わらず不憫ですね……。

しかし、すこーしずつ進展していっている、と言えるのではないでしょうか?

とりあえず7話の映画とのシンクロは笑ってしまいました。

どんな映画なの…(笑)

8話で馴れ初め? も明らかになりましたしね。

鈍感だからこそ無自覚にドキッとさせるセリフを言ってくる歩はある意味小悪魔と言えると思います。

歩に告白できる日が月にやってくるのでしょうか…。