BELOVE

昭和ファンファーレ第32話命を繋ぐ愛ネタバレ!命を懸けた想い

m62080051006 1 783x720 - 昭和ファンファーレ第32話命を繋ぐ愛ネタバレ!命を懸けた想い

BELOVE(3月1日発売)4月号、昭和ファンファーレの最新32話命を繋ぐ愛を読みましたので、ネタバレ・感想等まとめていきたいと思います!

昭和ファンファーレ 前回までのあらすじ

天性の歌声を持っている小夜子は映画スタァを目指して歌っていました。

その歌声に才能を感じたピアニストの浅海はオーディションを受けるように勧めます。

そんな中、同じく魔性の声を持つ月子と出会います。

二人は映画スタァになるために、頑張って日々を過ごしていきます。

しかし時代は流れ、昭和18年米英との開戦から1年半が経過しました。

ジャズや軽音楽など、敵性音楽が一掃され、小夜子達も軍国歌謡を歌わされるようになりました。

周囲の人々にも赤紙が来るようになり、映画監督や照明のスタッフも招集されていきます。

彼女の周囲にも、内地慰問団に入り、歌で兵隊を慰問する人々も出てきました。

そんな中、黙って浅海は学徒出陣で出征してしまいます。

小夜子は、そんな浅海を追って大陸の慰問団に参加します。

戦地を巡り、奇跡を信じて歌い続ける小夜子と月子。

そんな中、空襲で一緒に歌っていた花岡さんが爆風で大怪我を負ってしまいます。

そんな花岡さんを見て、死んだ「かか」こと自分の母親を思い出します。

月子は自分の母親を亡くした傷が、まだ癒えていなかったのです。

重体の花岡さんの意識が戻り、その姿を見た月子は泣き崩れます。

月子は、ずっと自分の母親に謝りたかったと気づきました。

小夜子は、そんな月子に優しく声を掛けます。

苦しいこと、悲しいこと、つらいこと、溜めずに泣いたらいいと伝えます。

小夜子の言葉が、月子の奥へ浸透し自然と涙が出てきます。

「かか」が死んで、悲しかった、泣きたかった、ごめんなさい。と自分の気持ちに正直になり泣き続けます。

次の日、月子は何事もなかったように振る舞います。

小夜子を見ながら、他人に興味のなかった月子はいつか小夜子が何を考えてどう生きていたのが疑問を持ちます。

半年近い慰問を終え、小夜子は浅海に会えることがないまま帰国の途につくことになりました。

帰国するために港に居た慰問団に到着先の港が爆撃され、陸路の汽車も寸断されているという情報が入ります。

しばらく足止めになるということで、小夜子と月子は司令部に呼ばれます。

小夜子と月子の歌う歌が「天女の勝ち歌」と言われ、その歌声を聞くと勝って戻れると噂されているそうです。

ちょうど、足止めされている間も慰問を続けて欲しいと言われます。

花岡さんは、怪我が多少治ったのに病気にかかり、まだしばらくかかると言われていました。

病院でも、小夜子と月子の噂は広まっており、聴けば治りが早くなると言われているそうです。

花岡さんは小夜子に「生き別れのお兄さん」にも歌が届くはずと伝えます。

そんな中、浅海の元に慰問団が来るという情報が入ります。

興味のない浅海に、「天女の勝ち歌」の話を周囲の兵隊が伝え、小夜子が歌っていることを知ります。

慰問の当日、浅海達は慰問団の歌声を聴くことが出来ず、作業についていました。

かすかに聴こえる小夜子の声に、浅海は耳を傾けます。

慰問が終わり、慰問団は買い物へ出かけます。

浅海と人間違いをした小夜子は、来た道を戻ろうとしますが道が分からず大通りを目指して歩いたその時、空襲警報が鳴り響きます。

その瞬間、軍人さんから手を引かれ助けられます。

その後姿を見た小夜子は浅海だと確信します。

小夜子は、黙って出征した浅海が悪いと告げ、会って確かめに来たと涙ぐみます。

嬉しくて涙ぐんだ小夜子に対し、照れる浅海。

浅海は同僚に呼ばれ、その場を離れることになります。

走り去る浅海の後ろ姿に、会って話をするまで大陸にいると叫びます。

年内まで、慰問を続けたいと慰問団のメンバーに小夜子が伝えます。

他の慰問団のメンバーは日本に帰りたいと願いますが、年内までは大陸に留まり各地を慰問することになりました。

そんな中、小夜子はどうしたらもう一度、浅海に会えるか考えます。

ある日、「生き別れの兄」として浅海が小夜子に会いに来ます。

小夜子は、浅海に会うために「生き別れの兄」に会いたいと一年かけて慰問の際に伝え続けていました。

上官命令で、妹の小夜子と半日過ごすことが許されました。

常識ではかれない奴だと、浅海は小夜子に伝えますが、小夜子は上機嫌です。

浅海は、小夜子に自分は前線に行かないで済むから安心して欲しいと伝えますが小夜子は信用しません。

浅海は嘘つきで、弱いところをみせずに生きてきたから仕方がないと小夜子は納得します。

黙って出征した事を謝る浅海に対して、本当の事をいってくれないからどうでもよくなったと小夜子は言います。

小夜子は浅海の肩に、身を預けます。

触れたところから伝わる息遣い、熱に安心します。

歌の歌詞になぞらえて、つい小夜子は浅海に口づけをしてしまいます。

恋とは違っても、好きだ、この人がと小夜子は思います。

以前、出征前に小夜子に対して

「月が綺麗ですね」

と告げた浅海に対しての返事は

「死んでもいいわ」

と返せばいいと教えてもらったと、伝えて小夜子は自分がした行動に対して赤面してしまいます。

「あたし、なんてことを、、」

と言いながら、顔を隠す小夜子に浅海から再び口づけを交わします。

昭和ファンファーレ第32話 命を繋ぐ愛ネタバレ 命を懸けた想い

口づけを続けていた二人ですが、小夜子が息が出来なくなり中断します。

浅海は、つい夢中だったと小夜子に詫びます。

小夜子は急に男の人っぽくなった浅海に困惑します。

どういう態度を返せばよいのかわからなくなった小夜子は、いつから自分を想っていてくれたのか尋ねます。

出会った頃の話になり、浅海は小夜子の事を自分と正反対のうるさいやつと感じていたと話します。

でも、一色の自分の世界にやってきた跳ねるような弾むような音をもっていたと振り返ります。

「理由なんて言いきれない、他にいないんだ仕方ない」

と耳を赤くして浅海は応えます。

「浅海の気持ちがちゃんと聞けてよかった」

と小夜子は笑いかけます。

それからは他愛もない話をして、短い時間だったけど、不思議と二人とも、まだ何も怖くありませんでした。

喜びと高揚で、浅海と小夜子は特別のような気がしていました。

冬の次には春がくるものだから、と信じていました。

浅海は小夜子に逢ってから音が溢れ出る様になり、楽譜に書き留めていました。

音楽を頭の中で奏でる日が来るなんて思いもしませんでした。

ひと月あまりで戦況は悪化しました。

本土空襲も広がっているらしく、深刻な事態になっていました。

小夜子は、兄の居る部隊にまた寄るかと尋ねますが、戦況は厳しいから普通は行って会えるとは限らないと言われてしまいます。

月子から、次の所でラヂオ放送があるから帰路の事を流してもらったらよいとアドバイスを受けます。

もう一度、会いたい。

そんな時、月子が宿泊所の前に居る浅海を見つけます。

月子は気をきかせて、花岡さんの部屋へ移動しました。

帰国前にもう一度、会いたいと言ったけど無理だろうと言われて諦めていたと浅海に伝えます。

同室の人が協力してくれたから、バレたら厳罰だろうなと浅海は呟きます。

前線に行くことを悟った小夜子は、非国民でいいから逃げ回って帰ってきてと浅海に伝えます。

浅海はすぐに諦めちゃうから、何でも我慢してしまうから、わがままでも許されると小夜子は訴えます。

浅海は、小夜子と小夜子の音楽を諦めてないから生きて帰ると約束します。

言葉をいくら重ねても不安で、不安だから浅海の命を繋ぎ止めたいと小夜子は願います。

その日は、とても寒い日だったから人の身体の熱さを重ねながら小夜子は感じます。

「小夜子、渡すものがあるんだ」

と紙のような物を渡そうとして、浅海は帰ってから渡すと約束します。

泣きそうになる小夜子に、思い出す顔は笑顔が良いから笑ってほしいと浅海が告げます。

「たくさんの歌を作って帰るよ」

君と築く未来への華やかな始まりの楽曲(ファンファーレ)を、、、

約9ヶ月ぶりに戻った内地は外地よりも戦地のようだった。

家族で群馬へ疎開することになり、小夜子も一緒にといわれましたが小夜子は血が繋がっていない事を気にして東京へ残る事にしました。

小夜子には、家はここにしかないから一人で空襲の日々を乗り越えていました。

こんな状況でも内地慰問だったり、吹き込みだったり、たいていは月子と一緒でした。

南方の戦況も悪いらしく、心配が募ります。

ロケの最中に何度も具合が悪くなった小夜子に、ろくなもん食べてなきゃそうなると周囲は慰めます。

その日の夜、空襲があり小夜子の自宅があるところも燃えていました。

周囲の人が止めるのも聞かずに、自宅へ帰る準備をする小夜子。

誰とも血の繋がらない小夜子の唯一のつながりの家。

蒲田に着いた小夜子は、焼け野原になっている事に呆然とします。

何で、こんな、家が跡形もなくなってしまったのか。

悲しいのか、悔しいのか、辛いのか、途方もないやり場のないこの胸の慟哭…

泣き続ける小夜子に、女性が声を掛けます。

振り向くと、小さい頃、小夜子を置いて出ていった母親の姿がそこにはありました。

母親と小夜子は無事を確かめあって抱きしめ合いました。

昭和ファンファーレ第32話 命を繋ぐ愛 命を懸けた想いの感想

やっと、小夜子と浅海が結ばれましたね。

こんな戦時中じゃなければもっとよかったのですが、仕方がないですね。

二人の、もう会えないかもしれないという想いが伝わってきて切なくなりました。

内地に帰っても、居場所のない小夜子の心の葛藤がよくわかります。

「家」が自分と血の繋がらない家族をつなげる唯一のものだったんですね。

小夜子の体調不良も気になるので、次回も楽しみです!!