思い、思われ、ふり、ふられ

思い、思われ、ふり、ふられ【第46話】ネタバレ!理央の衝撃発言の真相とは?

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別冊マーガレット4月号(3月13日発売)、思い、思われ、ふり、ふられ【第46話】のネタバレ・感想をまとめました。

前回までのあらすじ

ついに思いを伝え合ってカップルになった朱里と和臣。

由奈と理央は相変わらずラブラブなのに加えて、4人それぞれの友情と恋模様が改めてスタート! と思いきや、ある日理央と朱里のお父さんが海外に単身赴任することに。

そんな時、理央が驚きの一言を放ちます。

『俺たちここを引っ越すことにした』

思い、思われ、ふり、ふられ【第46話】ネタバレ

“俺たちここを引っ越す事にした”

「――え、」

「単身赴任って言ってたのになんで……」

驚きを隠せない由奈と和臣。

「お父さんとお母さんを離れ離れにさせないため?」

由奈は理央と朱里が両親がようやく仲直りしたのに、という思いを抱えていたことを汲みます。

「まぁ正直それもあるけど……」

「ふたりはそれでいいの!?」

冷静な物言いの朱里に、焦る由奈。

「俺が提案したんだ」

理央の言葉に、目を見開きます。

「俺がここにいると、一緒にいる由奈ちゃんも色々言われるから。
だから――」
「私は誰に何言われても平気って言ったのに」

「俺がやなんだよ。

由奈ちゃんが誰かに少しでも悪く言われるのは、俺がやなんだ……」

その言葉に、由奈は泣きそうな顔になってしまいます。

思い合っている二人ですが、そこで朱里が気が付きます。

「ちょっと理央っ! 一番肝心な事言ってない」

「あ…、そうだった」

言いながら、スマホを取り出して操作する理央。

「ふたりともこれ見て」

「これって、」

画面を見た和臣が聞こうとします。

その画面には“学生寮情報”のサイトが表示されていました。

「うん、俺たちそれぞれ下宿する事にしたんだ。

そうすれば日本にいられるし、転校もしなくて済む……し」

理央は、由奈が涙を零していることに気が付いて座っていた椅子から降ります。

「説明ヘタでごめん!」

「あー、泣かしちゃった~…」

だんだん涙が止まらなくなり、泣きじゃくってしまう由奈。

対してオロオロとしてしまう理央。

そんな二人に気を使い、朱里と和臣は出来るだけ何気ないように部屋を後にします。

「……無駄に心配させてごめんね?」

「ほ、ほっとしたら、なっ…涙出てきただけ、だから、だいじょうぶ…」

嗚咽を漏らしながら必死に自分の涙を拭う由奈は、落ち着くまでちょっと待ってと漏らします。

そんな由奈の頭に、手を添える理央。

「俺、やっぱどうしても由奈ちゃんが噂話のネタにされるのががまんできない。

いつかあのママさんとケンカしちゃいそう…。

だからって由奈ちゃんと距離置くために父さんについて行くのは置き去りにするみたいでやだし…俺なりに考えたつもり」

理央はそっと由奈の涙を優しく拭いてあげます。

けれども、また由奈の目から溢れてきてしまう涙。

「勝手に決めて怒ってる?」

少し不安げに首を傾げる理央に、ううんと首を横に振る由奈。

「理央くんが色々考えてくれた事が嬉しくて…言葉だけじゃなく、」

由奈の頭の中で、以前理央が言ってくれた言葉が浮かびます。

『絶対大事にするから』

泣きながらも、嬉しそうな面持ちになります。

「私の事大事にしてくれてるのが嬉しい。

ありがとう、理央くん」

そんな由奈に、安心の表情を浮かべる理央。

おでこをそっとくっつけます。

「会いたい時すぐ会える環境じゃなくなっちゃうけど、それでも…由奈ちゃんが会いたい時はすぐ駆けつけつけるから」

「うん…」

俯いていた由奈が顔を上げ、二人の視線が重なります。

そして、ゆっくりキスをします。

「クリスマスの時も言ったけど、もう一回言うね?

ずっと、一緒にいようね」

また仲良しでお互いが大事な二人に戻ったのでした。

 

所変わり、部屋を出た後の朱里たちは公園のベンチで話していました。

「じゃあ場所はそんなに遠くないね」

「うん、私のとこも理央のとこもここから数駅。

ちなみに私んとこは女子専用の学生アパート」

和臣が大きく息を吐きました。

「はー、下宿かー。

俺的に急展開だわ」

「そうなんだけどねー。

でも本当は仲直りしたばっかりの両親を離れさせるのも引っかかってたし、だからこれでホッとしてる」

笑う朱里に、そっかと返す和臣。

「山本さんちの両親がちゃんと納得してくれたんならよかったね」

「お母さん、最初は心配してアメリカ行くつもりはないって言い張ってたけど…理央ががんばって説得してた」

「下宿先の資料とか生活費の概算とかも既にしてあって、バイト代で賄いきれない分は貸しておいてって、お父さんに頭さげてた」

「そこまで考えてたのか…」

「まぁ結局生活費まで負担かけるつもりはないってお父さんが言ってくれたけど」

それにしても、と朱里は続けます。

「やー、しかし今回の理央すごかったなー。

やる事すごい速かったし、由奈のためならなんだってしそう」

その言葉に、和臣は食い気味に言います。

「俺だってするけど! 山本さんのためなら」

「……ありがと」

「うん……」

まだ両想いになれて日は浅い二人ですが、しっかりとお互いを思い合っています。

 

次の日。

学校の階段で話し合っている理央と和臣がいました。

「そんで山本さん、理央の事すごく褒めてたよ」

「でしょ? 我ながらなかなかいい案出したと思うもん」

自慢げに笑う理央に和臣も相槌を打ちます。

「まぁ基本的に由奈ちゃんの事一番に考えたけどね。

そこから考えて自分がすべき事決めてったら、この答えにたどり着いたって感じ。

今回の事でそばにいるだけが相手を大事にするって事じゃないって痛感したわ」

真剣な顔で話す理央ですが、は嬉しそうに和臣を見ます。

「でも由奈ちゃんはそれが嬉しいって!

大事にするって言葉だけじゃなく、行動で示してくれたのが嬉しいって今度は嬉し泣きされちゃって~」

デレデレと惚気る理央に、良かったなと和臣も笑います。

「だから、あれからすぐ朱里が帰ってこないから大変だった」

察しがつかない和臣は首を傾げました。

「あの流れで由奈ちゃんと部屋にふたりっきりだったんだぞ!

大事にするって約束も理性も吹っ飛びそうでめっちゃ大変だったんだぞ!!

そして耐えきったんだぞ!!」

しがみついてくる理央の勢いに少し後ずさる和臣。

けれども必死な理央は続けます。

「カズなら分かってくれるよな!? これがどんなに大変な事か! だから褒めなよ!?」

震える理央に、分かっているのかいないのか、和臣はとりあえず「えらいね」と言います。

「でもだから今回の事で、由奈ちゃんのためならまじで何だって出来るって自信ついた」

和臣は朱里が言った『由奈のためならなんだってしそう』という言葉を思い出しました。

「“大事にする”って思ったり言葉で言うだけなら簡単だけど、その意味を俺は間違えたくない」

 

放課後、和臣は本屋に来ていました。

“アメリカ留学ガイド”と書かれた本を軽く開こうとするも、朱里に取り上げられます。

「あ…えっと……あのさ、」

「ヘンな事言い出さないでね?」

二人は場所を移動し、カフェで話をすることにしました。

「私が会計してる間に何見てるのかと思ったら……」

「そりゃ、少しは考えるでしょ。

山本さんが通訳になりたいなら本当は……」

「お父さんの赴任先知ったら乾くんはそう言いだすかもって思ったけど、でも私は自力で頑張れるから!」

言いながら、本屋で買った英語の参考書と問題集を見せる朱里。

「こんなにやるの…? 大丈夫?」

「余裕余裕ー。

私、英語の成績だけはいいし絶対大丈夫だから」

笑顔で話す朱里に自然とつられて和臣も笑顔に。

「こないだ旅行中の外国の人に道聞かれた時もばっちり答えられたよ」

「すごいじゃん!」

「でしょ? だから、心配しないで応援してね」

「分かった」

そんな中、二人の後ろの席で外国人同士が会話をしていることに気が付く和臣。

小声で朱里に耳打ちします。

「……ねえねえ。

じゃああの人たちはどんな話してるの?」

「んー? どれどれ……わー……、大変だー」

「なに、なんかやばい話してる? 秘密の話?」

「ううん……早口すぎてほとんど聞き取れない」

「え」

「知らない単語もいっぱいで何の話してるのかさっぱり……」

そんな朱里に、黙ってしまう和臣。

「何も言わないで!! 大丈夫! これからだから!」

何も言わないで、と言われながらも言いたげな表情になる和臣。

そんな和臣に、朱里は不安げな面持ちになります。

「乾くんはそんなに私と離れたいの?」

「そんなわけないじゃん。

そうじゃないけど……」

「これからがんばろうとしてるのに、なんか悲しい」

「やる気に水差すような事言ってごめん……」

朱里は黙ってしまいます。

しかし、その後ろでは一組の学生カップルが。

彼らはお互いを下の名前で呼び合っていました。

「じゃあ……名前で呼んでみてくれたら、機嫌直るかも」

「? 山本さんっ!」

「正気?」

そうじゃないでしょ、と朱里は続けます。

そして、少し照れたように口を開きました。

「あ か り」

「え? 呼び捨てでって事?」

頷く朱里は、期待したような表情。

対して、和臣は目を伏せて困ったような顔になります。

「呼び捨てって乱暴な気がして、あんまりしたくない……」

「由奈の事は由奈って呼んでるのに?」

「小さい頃からいつの間にか呼んでたのは全然別物」

「じゃあ残念ながら機嫌は直りませーん」

顔を背ける朱里に、和臣は小さく息を吐きます。

そして、朱里の耳元で、

「朱里」

と言ったのでした。

しかし、硬直する朱里。

「ごめん……、想像以上に胸がキュンとして、びっくりした……」

真っ赤になる朱里につられ、和臣も真っ赤に。

「私的にもこの感じを大事にとっておきたいから、苗字呼びのままでいいです!!

…これ、ケンカしちゃった時の仲直りの有効手段になるわ」

「ケンカかー。

なるべくしたくないけどなぁ」

「もちろんそうだけど、ケンカしちゃう事もきっとあるでしょ?」

当たり前のように未来のことを話す朱里に、和臣は嬉しそうな顔になります。

「……ん、了解。

じゃ、その時はすぐ仲直りだからね」

「了解!」

笑いあう二人。

[ケンカしても、名前を呼んですぐに仲直りしようね。

私たちふたりだけの、ルール]

思い、思われ、ふり、ふられ【第23話】感想

せっかく朱里と和くんが上手くいったのに急展開!? と思いきや、丸く収まる結果で一安心しました。

その中で、それぞれがみんなを思い合っているのが再確認できる回でしたね。

相も変わらずラブラブで可愛らしい由奈と理央ですが、朱里と和臣もどんどん接近していっててこちらもドキドキです(笑)。

名前呼びのシーンは本当にずるいです! 不意打ちに女子は弱いのに(笑)。

さて、次回はどうなるんでしょう。

理央たちの引っ越しに関して動いていくのだろう、とは思いますが、その流れでまたトラブルが起きたりするのでしょうか?

まだ和臣の家庭の問題もちゃんと解決しきっているわけではないですしね……。

次はどんな展開になるのか楽しみです!