幼女戦記

幼女戦記【第39章】ネタバレ!火の試練Ⅴ

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2019年2月26日発売、コンプエース4月号の幼女戦記【第39章】火の試練Ⅴを読んだのでネタバレ・感想をまとめました。

幼女戦記【第39章】火の試練Ⅴのネタバレ

街全体が燃えています。まるで竜巻のように炎がうねり、輻射熱がさらに灼熱地獄を生み出しており、兵士たちは慌てて耐熱術式を展開し市民を守ろうと動きますが

頭上ではターニャ・デグレチャフ率いる第二〇三航空魔導が徘徊していました。そして耐熱術式の魔導反応を狙い兵士に向かって発射する

その光景を見たその都市を守る兵士たちの隊長であろう人物はターニャに向かって

「本当の…!!悪魔かッ…!!」

と叫びます。次の瞬間、隊長の周りに次々と演算宝珠で攻撃され、一瞬でさっきまで立っていた兵士たちが地に倒れてしまい絶望する隊長。

ベッドの上で目が覚めました隊長、隣には連合王国の使者が立っていました。その使者に何人脱出出来たかと問うと使者は4名だけだと答えます。

使者は帝国軍の行った作戦は戦時条約に違反している可能性がある、なのでその証拠の為にビアント中佐の持っている演算宝珠を貸してくれないかとビアントに頼みます。

ビアントと呼ばれた隊長は自分の演算宝珠は戦闘で大破した、最早ガラクタでありどこにあるかわからない…という設定にし使者に演算宝珠を渡します。

そして使者はビアントから譲り受けた演算宝珠を持ち帰り、ターニャの魔導反応を解析しようとしましたが、ビアントが言っていたことはあながち嘘ではなかったようで激しく損傷しており、魔導反応の記録は壊れていました。

しかし、映像は見ることが出来たので見てみると、帝国軍はあの大虐殺を何一つ法に触れることなく実行をしてみせた事が判明してしまいました。

プロパガンダを起こそうとしていた連合王国は目論見が外れてしまい、情報は何も得られなかったのです。

しかし手ぶらでは帰れないので帝国のどんな些細なことも聞き逃さないよう全力で通信傍受をしようとします。

場所は変わり列車の中。ターニャは書類に目を通しながら食事をとっています。メニューはビーフシチューでした、普段なら喜んで食べていたであろうメニューですが、先日の戦争のせいで食欲がないようです。

上が決めた法律論争は

「例えば国民皆兵とか総力戦体制下において国民全員が軍人だと宣言されたら民間人などいないと仮定できるものだろうか」

と、言う突拍子もない仮定でした。命令だから、と実行してしまったターニャは怒っています。人を人とは思わずポイ捨てした上層部に。

魔道師の育成費用と育成期間を考えて欲しい、と更に思考を飛ばします。MADは死んでもいいが、その他の科学者は新兵器や新技術の為に後方にするべきだと言います。MADは断じて違うと強くいいながら

そして場面は飛び、なぜターニャが電車に乗っているかというと、帝都へターニャ一人で出頭せよとの参謀本部から通達があったからです。

1人で出頭せよとの通達に不安を覚えるターニャの顔をみてヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ(愛称ヴィーシャ)は1人の長旅は初めてだから不安なのかと勘違いします。

ターニャは前線から離れられるのは嬉しいと冗談めかしにいい、指揮官がいなくなるが司令部からの指示はないのかとヴィーシャに問うと休養許可が出ているといい、それを聞いたターニャは心底羨ましそうに羨ましい限りだ!と言います。

そしてターニャはマテウス・ヨハン・ヴァイスを呼びつけます。そしてケガの様子を聞き、冗談を言い合います。そして、休みを利用してバーベキューをしようと思っていたが「あの作戦」の後だから他のレクリエーションの方がいいかとこぼします。

その言葉を聞いてターニャは「あの作戦」の事を考えます。人命救助にも徹し、敵魔導師の排除も完全だったのになぜ呼ばれたのだろうかと。

場面は列車に戻ります。ターニャが何故帝都へ呼ばれたのか考えているとマクシミリアン・ヨハン・フォン・ウーガがターニャに話しかけます。

ウーガ少佐に話しかけられターニャは起立し敬礼します。そして挨拶を交わし一緒の席へ座ることになりました。

ターニャはウーガ少佐は自分に好印象を抱いていると勘違いしていますが、もっと仲良くなり前線からひっぱり上げてもらおうと目論んでいます。

ウーガ少佐は冷め切っている食事を見て食欲がないのかと問い、ターニャは血を見すぎてしまっての答えます。

そしてターニャに珈琲とチョコレートを手渡します。ウーガ少佐は前線にも送ったのだが届いたかな?と聞くとターニャは冗談めかしに部下に半分取られたんだと答えます。

ターニャは

「前線がもちこたえているのも兵站部の不屈の働きのおかげです。感謝の念に堪えません」

と言うとウーガ少佐はターニャに軍を辞めるべきだと勧めた自分が恥ずかしいと思います。

そして本題に入ります。それは緊急戦域輸送の計画があるとのことだった。その言葉にターニャは自分との関連性が見いだせず混乱しています。

ターニャはウーガ少佐に自分は魔導師なので輸送は専門外だ、参謀本部は自分に何を期待しているのかと問い詰めます。

ウーガ少佐は

「緊急戦域輸送…そう戦域だデグレチャフ少佐。この戦域というのが問題でね。上はライン戦線を引っ込めるらしい」

と言いました。その言葉に対しターニャは驚きます。

「まさか、ライン戦線を引っ込める。後退するのでありますか?フランソワ共和国との開戦以来、数多の将兵の血肉と教皇とで維持してきた我らの最前線を?」

と言い、後方で何かあったのかとウーガ少佐に問います。するとウーガ少佐はこれはゼートゥーア閣下の策で引き込んで出血を強要するらしい。と

ターニャはその言葉を聞き更に驚愕します。そしてゼートゥーア閣下の思惑を悟りました。ハンニバルのカンネーの戦いを大規模で決行するつもりだと。

ウーガ少佐は言います、ゼートゥーア閣下が会議でこういったのだと

「作戦目標を変更する必要があると愚考いたします。徹底的に敵に敵の血を流させることを貫徹し、敵の戦争継続能力を粉砕するのです」

と、つまりこれ以上は兵のすり潰し合いはしないと。

ターニャはその言葉を聞き歓喜します。ゼートゥーア閣下のヒゲにキスをしたいほどに。

ゼートゥーア閣下のこの動きがなければ自分はライン戦線で死んでしまっていただろうと考えにふけていると、ふとターニャは存在Xの「戦争のある世界ならば」とういう文脈を思い出します。

そして戦争が無くなれば存在Xの高い鼻をへし折った事になるのではないか?とそんな事を頭の片隅で考えながらターニャはウーガ少佐にその作戦は実行可能なのかと聞くとウーガ少佐は我々も一芝居打つのだと言います。

「いいかデグレチャフ少佐、『我々はアレーヌのごたごたで兵站線が崩壊した。最早前線を維持できるどころではない、物資輸送の距離的負荷を軽減するため戦略的撤退を行い前線を後退させる』」

芝居の内容を聞いたターニャは流石に無理があると言います。真相が漏れるのは防ぎようがないと。

しかしウーガ少佐は逆に情報戦を仕掛けるのだと言います。

内容は第三国を経由させプロパガンダをフランソワ共和国に流すのだと曰く「英雄的にアレーヌ市民が抵抗して帝国軍鉄道線はほぼ壊滅」と

それを聞いてターニャは感心します。世論を焚きたて後退する選択肢を奪わせるその内容に。

しかし、ターニャはそこまで聞いても何故自分が帝都に呼び出されたのかが理解できません。その旨をウーガ少佐に聞くと

「単純だ、後退時の殿軍は貴官の第二〇三遊撃航空魔導大隊らしいぞ」

と言います。ターニャはその言葉を聞き絶望します。慌ててウーガ少佐に自分には荷が重いのでは?というとウーガ少佐は相変わらず謙虚だと聞く耳をもちませんでした。

しかしターニャは自分の部下を半数は失わなくては時間が稼げないといいます。殿軍とは死ねとオブラートに包んだ言い回しそのものだとターニャは思います。

しかしウーガ少佐は捨て駒に選ばれたと考えているのか?とターニャの考えを否定します。ただ警戒程度だと。

そこまで話すと列車は駅に到着します。そしてウーガは列車が出るので席を立とうとします。

ターニャは緊急戦域輸送の指揮を執るウーガ少佐にやるのであればこの作戦で共和国を再起不能にしなければといいます。

そしてターニャは別れ際に

「やるならば徹底的にお願いします。共和国に勝利しこのくそったれな戦争を終わらせましょう。」

とウーガ少佐に伝えます。ウーガ少佐と別れたあとターニャは二〇三遊撃航空魔導大隊が殿軍になったことを考え、ゼートゥーア閣下に直談判してでも撤回してもらうよう頭を巡らせます。

そして場面は再びライン戦線・帝国軍後方駐屯地へそこではヴィーシャがヴォーレン・グランツと話しています。

そしてグランツと共に来た訓練小隊からきた交代要員たちが3名います。

ヴィーシャとグランツはターニャの事を考えます。帝都に呼ばれたからには何かあるのだと感じ取り、覚悟と心構えをしないと、と考えます。

一方ターニャは帝都につき、早速ゼートゥーア閣下のもとへ行きました。

幼女戦記【第39章】火の試練Ⅴの感想

今回も色んな人の思いが交差して情報戦がどちらが制すのか全くわからない状況にドキドキしてしまいます!

次回ターニャ率いる二〇三遊撃航空魔導大隊の運命が決まってしまうので、どうなるか不安ですが楽しみですね!

次回の幼女戦記【第40章】が掲載されるコンプエース5号の発売日は3月26日になります。