声なきものの唄

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~第46話 ネタバレと感想!

まんがグリム童話1月号(11月29日発売)「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋」第46話

を読みましたので、ネタバレと感想を書きました。

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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋 第46話 ネタバレ!

十三夜の「片月見」と呼ばれる夜、矢津遊郭は今日も客で賑わっています。

その晩は思わぬ珍客が来ていました。

その人は、加来恵という眼鏡をかけた女学生で、加来酒造の加来龍吉の姪御さんです。

小説のために取材させてほしいとやってきた、というのです。

恵みは樋口一葉の「にごりえ」に感動し、女郎のやるせなさや女の哀しみなどを描いた

小説を私も書いてみたいのです、と興奮気味に話します。

加来酒造の旦那様は息子ばかりで、可愛い姪っ子の恵の頼みを断れないのでした。

そんな恵に千鳥は、お茶ではなくラムネはいかがでしょう?美味しいですよ、と気さくに

勧めるのでした。

女郎らしくない気取りのない姿に少し驚いた恵でしたが、叔父である加来の旦那様は

だからこそおまえの参考になると思った、と笑うのでした。

千鳥に任せて隣の部屋に休みにいってしまった加来の旦那様に少し戸惑う千鳥です。

その途端、恵は好奇心旺盛な少女から、冷静な女学生の姿に変わっていました。

恵は千鳥に、本名、なぜ女郎になったのか、雇い主に酷いことはされてないか、など

矢継ぎ早に質問してきます。

戸惑いながらも千鳥は、そこまで苦労はしてませんし、周囲の方々にも可愛がって

いただいています、と答えるのでした。

それを聞いた恵は、「女郎は絹の着物を着て、御馳走を食べ、男の相手だけをして

楽な生活を楽しむ、ズルい女と世間には思われてますよ」と話します。

それを聞いた途端、千鳥の様子が一変し、畳を叩きます。

彼女は女郎の哀しみを痛いほど知っているからです。

どれだけ痛くても男の相手をしなくてはいけない、客の相手をした後は洗浄して、妊娠や

病気に怯えながら、辛くて惨めでも必死に働かなくてはいけない。

そんな哀しき女たちが、ずるいというのはどういうこと?と千鳥は憤ります。

恵は悪びれる様子もなく、「だって誰も教えてくれません、お女郎さんの苦しみを。

だから私に教えてください。女郎さんの哀しさは男を同情させるための手管であり、

一般庶民には着飾った女にしか見えないあなた方を。私が世の中に知らしめてやります」

と言うのでした。

ひと眠りした加来の旦那様と矢津遊郭を出た恵は、叔父様に丁寧にお礼をすると

迎えに来た男性たちと帰ってゆきます。

しかしそれは見せかけで、彼らは恵の仲間で、女郎たちの悲哀を取材しているようです。

恵は叔父の伝手を辿って矢津遊郭に来てみたけれど、一流の見世の女郎たちは簡単には

答えてくれなかった、よくしつけられているようね、と冷ややかに言うのでした。

情報収集の場所をもと小さい見世にすることに決めた恵たちです。

小説の取材という恵の話に不信感を抱いた千鳥は、彼女に何も話さなかったのです。

おりしも矢津遊郭では、『菊比べ』の時季でした。

それは大店が女郎たちを使って、「生き菊人形」のお披露目をする『菊比べ』

それは趣向を凝らして競い合う矢津遊郭二大催しのひとつです。

千鳥がいる東陽楼の出し物は、「浦島太郎」です。

巴大夫が「乙姫」、千鳥大夫が「浦島太郎」でした。

その姿を想像しただけで笑い出す女たちでした。

賑やかに話す女郎たちを見て、千鳥は「世間様は女郎たちが毎日楽しく暮らしてる」と

思われるのも無理ないかも、と思うのでした。

しかしお付きの美緒ちゃんは「どんな商売も裏側は見せませんよ」と冷静に言います。

そこへ大きな太鼓の音が響きます。

それは女郎たちを救うという目的で集まった、自称「救世軍」でした。

「キリストの福音」を日本に広めるための活動が盛んになり、女性解放運動の一環

として「公娼廃止」に力が注がれたことによって発足した人権団体でした。

借金を理由に女郎をやらなくてもいいの?と女郎たちはざわつきますが、店の店主たちが

厳しく取り締まるのでした。

時は明治30年代──全国的に娼妓の「自由廃業」が展開された時代でもありました。

矢津遊郭のおもてだった見世の主たちも看過できず、主たちで集まって相談し合います。

活発化する解放運動に肝を冷やす主たちでしたが、東陽楼の主は自分は見世の女たちを

大事にしてるから不届きものはでない、と得意気に笑っています。

そして「菊比べ」はいつにも増して派手にして、矢津遊郭は安泰だと知らしめよう

と決めます。

千鳥は近頃見世に来る客にも評判がいいことを自覚していました。

お客に抱かれるのが辛いとバレないように、感じている演技を大袈裟にしていたのですが

それが男たちにも評判が良かったのです。

お客に抱かれながら、恵のいう「ずるい女」と言う言葉を思い出すのでした。

銭湯で体を洗ってくつろいでいると、突然千鳥に倒れかかってきた女がいました。

それは「早みどり」という女性で、女郎を始めたばかりだったのです。

そしてその勤め先は悪評高い、西海楼。

千鳥は何かあったら相談にのるよ、と早みどりに声をかけるのでした。

菊比べ当日は巴は乙姫の衣装が実に美しく、千鳥は浦島太郎が滑稽で可愛らしく、

一番の評判を呼びます。

それを見に来た、若様こと若水公三郎は、浦島太郎の千鳥に「よく似合ってる」と

声をかけ、笑いをこらえていました。

恥ずかしがる千鳥に、若様は菊の小花を耳にかけてやるのでした。

若様に「似合うよ」と微笑まれ、赤面する千鳥です。

千鳥にとって若様は希望であり、憧れの男性でもあったのです。

その頃、西海楼では自由廃業のチラシをもっていた早みどりが主に折檻を受けていました。

西海楼は今年は菊比べに出ることができないため、主も苛立っていたのです。

表の通りでは菊比べが盛大に行われ、盛り上がっていました。

そんな姿を若様は静かに見守り、千鳥も楽しげに手を振るのでした。

その近くに取材に来ていた恵の姿も発見します。

今日は女性でも気軽に見学できる日だったのです。

千鳥は少し嫌な予感がします。

若様が千鳥を晴れ姿を見送り、帰ろうとしたときでした。

ひとりの女郎が逃げ出してきました。

その姿を見た若様は、「寿子!?」と呼びました。

寿子をひしっと抱きしめ、その光景を目撃してしまう千鳥です。

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 第46話 感想!

女郎として健気に頑張る千鳥(チヌ)にとって、唯一の希望で癒し、そして恋する人が

若様こと若水公三郎なのだということがよくわかる回でした。

公三郎は女郎小屋に来る男とは思えないほどの紳士な男性ですから、無理もないですね。

時代は少しずつ変わりつつあり、哀しき女郎たちの歴史も変わりゆく時でもあります。

そんな中で愛しい公三郎にしっかと抱き締められた寿子という女性は何者なのか。

千鳥と公三郎の関係が変わりそうで今後が気になります。

次回、「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」第47話は、12月29日

(まんがグリム童話2月号)発売です!

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