声なきものの唄

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 【第43話】ネタバレと感想!

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まんがグリム童話10月号(8月29日発売)「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~」

第43話を読みましたので、ネタバレと感想を書きます。

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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 第43話ネタバレ!

烏川新地にひとりの男が訪ねてきました。

「谷津の久米と申します。忙しい時分にごめんなすって。人探ししちょります」

男らしい久米に頬を赤くする女郎たちでしたが、探し人がお香と知って怒りだします。

「人にモノを尋ねにきて、まさか手ぶらってこたあねえやろ?」

女郎はしなを作って久米を誘います。

「どうぞ。ようかんです」

「でなくて!あんたここ女郎屋やで。女買うのが筋やろ?」

しかし久米は女郎の誘いを丁寧に断ります。

丁寧な物言いに心を奪われた女郎は、頬を赤くします。

そこへ女将さんがやってきます。

女将「兄さん、あいつの身内かい?逃げくさって」

久米「それはどういう経緯かお聞かせ願えんでしょうか?お香、サヨリさんの

安否を気遣っとる方がおられます。わしゃそん方の使いですわ…」

時間は少し遡って、久米はチヌの旦那である公三郎に会っていました。

公三郎「サヨリさん(お香)の行方を探りたいですって?黒川組組長直々にですか?」

久米「吹けば飛ぶよな組ですけん。なんやってしますわ。若様の大事なお人、千鳥大夫の

お望みを叶えりゃあ、うちん組の手柄にもなりますやろ」

公三郎「……僕に金主になれと?」

久米「さすが。話が早えこって」

公三郎「谷津遊郭は松井組が治めています。そこへ僕が、若水家が黒川組の後ろ盾になった

とすると、いらぬ争いを生じさせかねない。後援してくれる方を2、3紹介する。

いかがでしょう?」

久米「ありがてぇこって」

公三郎「表立っての後援はできませんが、黒川組が若水家に出入りすれば縁があると

世間は思うでしょう」

久米「そいだけ若様が千鳥大夫をかわいがっておられるってこってですわ。元々千鳥さんの

命を救われたとうかがっとりますが…」

公三郎「よくご存じですね。チヌちゃんが娼婦になりたての頃、夜の海で溺れてるところを

見つけたんですよ。それ以来の縁です」

久米「命を助けたもんは、助けられた相手の一生を背負う。アラビアかどこかのことわざ

だそうですが、なんやお二人にぴったりのことわざですな」

その頃、千鳥大夫(チヌ)の上客である後藤田が来ていました。

女郎として寝所で、もてなす千鳥大夫です。

後藤田「東陽楼にくると、なんやホッとするわ」

千鳥大夫「ほんにお見限りでしたけんなぁ」

後藤田「悪かったわ…しばらく来れんで」

千鳥大夫(良かった。気付かれんで。女郎の勤めに嫌気がさしとるとバレんように

いつもよりおおげざに反応しとるもん。後藤田様鋭いけん、ヒヤヒヤしたわ)

千鳥大夫「もう今までのようにいらしてもらえんのかと、うちや淋しかったですわ…

奥様もらわれても、うちん体忘れんで」

千鳥大夫の言葉を感慨深そうに聞く後藤田でしたが、お琴の音が聞こえてきた途端、

布団に身を隠してしまいます。

後藤田「わしゃ今『お琴』は鬼門なんや!」

千鳥大夫「はぁ……?」

その頃、後藤田のお屋敷では婚約者がお琴の音を披露していました。

旦那様が戻ってこないことを気の毒に思う使用人たちでした。

婚約者の名は百々子という方でした。

百々子のお付きの使用人富岡が、と厳しい口調で草履を揃えるよう指示します。

そこへおチカがやってきて、百々子お嬢様の立ち居振る舞いに感動するのでした。

百々子お嬢様は丁寧に御挨拶すると、人力車で帰っていきました。

そこへ旦那様(後藤田)がこっそり帰宅します。

使用人たち「このお方は裏口から!百々子様ほったらしでうちらの身になってくだせえ」

後藤田「わかった、わかった」

使用人たち「あのお嬢様はお祖父様のおいいつけで、毎日いらっしゃってるのに」

後藤田「だけんようっ、わしが話しかけてもなーんもしゃべらんのやぜ?」

後藤田はお嬢様にいろんな質問をしましたが、お嬢様は答えてくれません。

みかねたお付きの富岡がお琴を聞かせてあげることを勧めます。

延々とお琴を聞かされた後藤田は、疲れてしまったのです。

そこへおチカが寄ってきました。

「旦那様、白粉くせえで」

使用人たち「旦那様、また谷津(女郎小屋)へ?百々子様のお相手もせんで!」

使用人たちに怒られまくり、しょぼくれる後藤田でした。

後藤田の風呂のための薪に火をやりながら、おチカは後藤田と話します。

おチカ「旦那様はよぅ。お姫さんのことキライなんか?」

後藤田「結婚なんざ好き嫌いは関係ねぇ。家同士の結びつきや」

おチカ「うちん村じゃあ、「好いた好かれた」だけで夫婦になるけぇ。いいお家の方は

いいお家の方は面倒やね」

後藤田「おチカは百々子さんが苦手やねえんか?」

おチカ「あんお人は『お姫様』やもん。姫さんが初めてきた頃に、わしゃコケてしもた」

百々子お嬢様の前で転んでしまったおチカを心配した百々子は、ハンカチでおチカの

おでこを拭いてやり、そのままハンカチをおチカにあげてしまいました。

百々子お嬢様に好感を抱いているおチカを、後藤田は黙って聞いていました。

次の日、百々子がやってきました。

今度はきちんとお出迎えした後藤田でした。

後藤田「仕事がたてこんどったもんで。何度も不作法しました。お詫びします」

百々子お嬢様は重箱のお弁当をもってきていました。

富岡「どれもみな百々子様のお指図であつらえたものでございます。お嬢様のような

身分の方はご自分で腕をふるったりなさいませんですよ」

後藤田「そうですなぁ…」

ふと横を見ると、窓際におチカが張り付いて、よだれを垂らしていました。

笑いそうになるのを堪えながら、お嬢様のお弁当を食べる後藤田でしたが、会社から

急な手紙が送られてきました。

文を見て顔色を変える後藤田を、百々子お嬢様はしっかりと見ていました。

後藤田「今度はほんまに会社で不都合が起こりまして。ここで失礼させてもらいますけん」

お付きの富岡が非難しようとしますが、百々子が止めます。

百々子「男の方にとって仕事場は戦場と、おじい様もおっしゃってます。

どうぞ。いってらっしゃいませ。お気をつけて」

百々子は後藤田を静かに見送り、後藤田は秘かに百々子を見直すのでした。

後藤田の会社では、荷物が抜き出される不正が発生していました。

現場をおさえることに成功した後藤田は、屈強な社員たちと一緒に大乱闘の末に捕えます。

こっそり帰ってきた後藤田を、おチカが発見します。

後藤田はケガだらけでした。

百々子お嬢様はまだ帰っていませんでした。

百々子「心配でしたので。あまり危ないことをなさらないでくださいませ」

百々子は涙ぐんでいました。

そんな二人の様子を見て、おチカは「お似合いの二人」と喜びますが、なぜか

胸が苦しくなる自分に戸惑っていました。

おチカはお姫様のような百々子に憧れていました。

翌日、百々子がやってきた時、お付きの富岡が離れた隙を見計らって、彼女に近づく

おチカでした。

おチカ「姫さん、姫さん」

百々子「どうしてあなた、私のこと『姫』などとおっしゃるの?からかってるの?

女学校で目立ちもしなかった私を、だから後藤田様も相手に…」

おチカ「だけん、きれぇなんやもん…上品で上等の着物着て、初めて見た本物の姫さんや」

百々子「おかしな方ねぇ」

百々子は初めて笑いました。

おチカに勧められるまま、料理を手作りすることになった百々子は、怖がりながらも

後藤田のために懸命に料理します。

どうにかできた魚の煮つけの味付けを、使用人たちはほめてくれました。

おチカと抱き合って喜ぶ百々子でした。

その頃、不正をしていた黒幕は松井組と知り、怒る後藤田でした。

後藤田(後藤田海運がなめられとるちゅうこっちゃ)

帰宅すると、魚の煮つけが食卓いっぱいに並べらえていて、笑顔でお迎えする

おチカと百々子でした。

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 感想!

チヌのお得意様である後藤田海運の後藤田の回でした。

仕事で縁がある会社のお嬢様であるために失礼もできない後藤田ですが、

かといって生粋のお嬢様の扱いに慣れていないため、避けることしかできません。

そんな二人をとりもつような動きをしてくれる下働きのおチカちゃんが可愛いです。

彼女は秘かに後藤田を慕っているのに、そのことに気付いてないところが健気です。

後藤田に新たな危機が近づいているようで、次回が楽しみです!

次回「声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 第44話」は9月29日(まんがグリム童話

11月号)発売です!

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