地縛少年花子くん

地縛少年花子くん【第54の怪・ヒトリゴト】ネタバレ!シジマが抱えている想いとは?

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月刊Gファンタジー6月号(5月22日発売)、地縛少年花子くん【第54話】のネタバレ・感想をまとめました。

前回のあらすじ

つかさの力でシジマと共に病院のような不思議な空間に転送された寧々。

そこには、シジマとまったく同じ顔をしたメイという少女がいました。

かと思えば、シジマはメイを、殺そうと襲いかかったりします。

訳が分からない中、寧々はメイと話をして、願いを叶えてあげるということになってしまい・・・。

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地縛少年花子くん【第54の怪・ヒトリゴト】ネタバレ

《かわいそう》

《かわいそうね》

《あの子もうすぐ…死んじゃうなんて》

影がヒソヒソと話している中。

「メイちゃん…」

メイが気になった寧々は思わず声を漏らします。

「あーあ…。

全く…なんて馬鹿馬鹿しいんでしょう。

噂なんてくだらない」

メイは独り言のように呟きました。

「わたしは、死んだりなんかしませんよ」

 

[ーそれは誰がはじめに言いだしたことだったのか、もうわからない]

「ねぇ知ってる?

この絵を描いた子だって。

卒業前に死んじゃったんだって」

「ウソ~! 知らなかったぁ」

「可哀想だねー」

「ねぇ、その子はどうして死んじゃったの?」

誰かがそう呟くと、みんな口を揃えて知らないと言いました。

病気だとか事故だとか口々にしていると、誰かが言ったのです。

「もしかして自殺じゃない?」

その瞬間、根も葉もない憶測でどんどん噂を大きくしていく生徒達。

[気が付けば、ささやかな亡霊だったはずのワタシは、七不思議の席にいた。

描いた絵という虚構の世界。

そこに生者を閉じ込めてしまう怪異、美術室のシジマさん]

その世界で、シジマは絵をずっと描いていました。

しかし。

[絵なんて大嫌い]

いつしかそう思うようになっていったのです。

「だったらやめちゃえばいーのに!」

不意にシジマの前に現れたのはつかさでした。

「帰ってください。

アナタとかかわるとろくなことがない。

何市に来たんですか? 三番のことは聞いてますよ。

ワタシの心臓でも必要ですか?」

シジマが尋ねると、つかさは笑います。

「えー? そんなことないよー。

今日はね、お願いがあって来たんだ」

そう言ってシジマの元へ寄ってきます。

「〝絵〟を一枚描いてよ、四番。

どーせ描くのやめられないんでしょ?」

その笑みは、脅迫しているような全てを見抜いているようなものでした。

するとシジマはスケッチブックを手に取り、適当に自分の姿を描きあげます。

するとスケッチブックから少し小さなシジマが。

「お?」

「分身です。

意識は共有しているのでそちらと話をどうぞ。

アナタと直接話をするのは疲れます」

「へー! わかった!」

「そっそそそそんなぁ~、ワタシだって嫌なのに~!」

嫌がるシジマの分身は無理やりつかさに連れて行かれてしまいます。

[絵なんて大嫌い。

だけどもうどうだっていい。

ワタシは何も望まない。

何も手を伸ばさない、何にも逆らわない。

ワタシの願いはもう叶わないから]

またペンを取ってキャンバスに描いていくシジマ。

[虚構の世界では現実で叶わないどんな願いだって表現できる。

なんてくだらない。

くだらない、くだらない、くだらないくだらないくだらない]

シジマの手には、カッターナイフ。

彼女はそれをキャンバスに振り下ろします。

[夢を見たって現実は何も変わらない。

虚構は現実を変えられないのに]

引き裂いたキャンバスを、窓から捨てました。

「はぁ…」

《知ってる? この絵を描いた子、卒業前にーー》

「〝わたし〟もあんな絵、描かなければよかったのに」

[あの絵がなければ噂は生まれず、〝美術室のシジマさん〟が生まれることもなかったー]

それから時は経ち、つかさがシジマの前に現れて言ったのです。

「君の願いを叶えてあげる!」

そして、シジマは自分で自分に問いかけたのでした。

[ワタシの願い…?

ワタシの、願いはーー…]

 

それから、現在。

《かわいそう…若いのに…》

《死んでしまうなんて…》

やはりずっとヒソヒソ話を続けるナースの影。

それを引き裂きながら、シジマは走ります。

(ワタシの願いは、役割を果たすこと。

病気はどうせ治らない。

できることはひとつだけ)

[かつての四島メイが、あの絵を完成させ、寄贈を望むより前に彼女を殺して、ワタシは〝ワタシ〟を抹消する]

瞬間、メイに再びナイフを振り下ろすシジマ。

「メイちゃん危ない!!」

ギリギリでシジマのナイフを交わすと、衝撃で椅子ごと倒れてしまうメイ。

「大丈夫!?」

「いたたた……なんとか……」

メイが顔を上げて、シジマの顔を見ます。

「…あなたは、わたしと同じ顔…あなた誰…?」

シジマの顔を初めてまともに見た様子のメイ。

「……ワタシは、虚構、夢、そして怪異」

メイに歩み寄って、シジマは言います。

「ワタシはずっとアナタに謝りたかった。

ごめんなさい、四島メイ。

ワタシは役割を果たせなかった。

アナタを守るために生まれてきたのに」

 

少し遡ったある日のこと。

メイは病室で絵について考えていました。

【課題は塔…塔かぁ。

ん~…なんの塔にしようかなぁ。

……そうだ】

スケッチブックの中に、変わった造形の塔が描かれていきます。

【この塔はアトリエ。

この中には〝もしも〟のわたしがいて、元気で絵を描いてる…。

よぉし、そういうことにしちゃおうっと!

絵の中でくらい愉快にやりたいですしぃ】

そう言うと、メイはスケッチブックに耳を当てながら呟きました。

【ねえ、そっちの世界は楽しいですかぁ?】

その顔はとても愛おしそうな羨ましそうなものでした。

【っていまわたしが描いてるところで~す!】

その時、床に筆が落ちていることに気付きます。

【あ、筆が…】

取ろうとして、体に繋がった何かの機器が引っ張られて痛みを覚えました。

そして、ここが病院だったと思い出すのです。

【…こっちのわたし、ちょっと病気なんですよねぇ。

だけどきっと元気になるから】

スケッチブックをまた手に取りながら呟くメイ。

【それまでわたしの代わりに、あなたが絵を描いていてくれません?

そうしたら頑張れると思うんです。

なんて…変ですねぇ、ひとりごとなんて】

その時、シジマがメイの前に現れて言いました。

【…いいですよ。

アナタの代わりに、描いていてあげます。

だから、大丈夫です】

【はい!

…ってあれ? わたしは何に返事を…】

シジマは消えていました。

 

そして。

「ワタシはーー、アナタの望んだ理想のわたし。

アナタの描いた一枚の絵。

生きるためにアナタはワタシを生み出した。

だけど虚構は現実を変えられない。

ワタシはアナタを救えなかった。

そればかりか、歪んだ噂の種になって」

《自殺したんだってーー》

シジマはメイに言います。

「許せない。

こんなこと、ワタシの願いは、アナタを守るという役割を全うすること」

言いながら、メイの事を床に押し倒すシジマ。

「メイちゃん!」

「どうせ救えないのなら、せめて。

あの噂に、ワタシという虚構にアナタを害させない」

ナイフを首元へと当てながら。

「ワタシは、アナタの真実を守ります」

シジマは積年の思いを告げたのでした。

地縛少年花子くん【第54話】感想

シジマさん編が終盤に近づいてきたような感じがします。

読んでいてシジマさんの気持ちに感情移入して辛くなってしまいました…(笑)

前回はシジマさんが突然メイちゃんに襲いかかるという中々の衝撃シーンがありましたが、今回でなんとなくシジマさんの気持ちも明らかになったのでは?

次回は、メイちゃんの考えも明らかになるかと思います。

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