2019年3月13日発売、週刊少年サンデー15号の古見さんはコミュ症です。【第186話】それぞれのお盆です。を読んだので前回のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。
【前回のあらすじ】
夏休みを祖母の家で過ごす古見姉弟と従妹の晶。
田舎での遊び方が分からない彼女たちに、偶然出会った同級生の井中が田舎での遊びを色々と教えてくれました。
しかし、その後も古見さんと晶の遊びは家の中ばかりです。
それを見かねた祖母が、彼女たちにオオバコ相撲勝負を仕掛けてきました。
勝てばたっぷりお小遣い。
負ければ、全部没収です。
祖母1人に3人チームで戦います。
まずは晶が挑戦します。
晶はオオバコ相撲の必勝法を知っていたので自信満々で勝負に挑みましたが、あっさり負けてしまいます。
古見さんも頑張りますが、テクニック不足で負けてしまいます。
最後は笑介の番です。
ヤル気のなかった彼ですが、うるさい晶が勝って静かになるならとオオバコ相撲をやります。
祖母に勝ってもクールな態度の笑介にすっかり懐いてしまった晶は、笑介にまとわりつくのでした。
古見さんはコミュ症です。【第186話】のネタバレ!
今回は古見さんが帰省中、みんながお盆をどのように過ごしているかがダイジェストで紹介されていきます。
万場木のお盆。
従妹と寛いでいた万場木は、従妹にヤマンバメイクをやめた事をきかれます。
友達にないほうがいいと言われたことを話すと、「あれクソダサかったもんね。」と言われます。
「・・・・・・・・・・え?」
万場木は長い無言の後、思わず声を漏らします。
只野のお盆。
車で帰省します。
何故か車の一番後ろに乗り込み、妹からお菓子をわけてもらっている、幼馴染のなじみ。
只野家のお墓の前で家族と一緒に手を合わせる、なじみ。
「なんでいるの!?」
只野が指摘すると「ん?」と振り返りますが、只野の祖母からお小遣いをもらい嬉しそうに受け取ります。
「貰うの!?」
プルルル。
「あ、電話だ。もしもしー?」
その電話の相手は、しばらくすると出てきます。
中々のお盆。
親戚3人と一緒にゲームをしています。
「フハハ!やはりまだまだ我には適わんようだな!」
勝利すると嬉しそうに、高笑いをします。
悔しそうな親戚。
二度目の勝利では立ち上がって喜びます。
その後ハンデをつけて負けると、左目の封印を解くしかないと呟き始めます。
笑顔でもう一回という彼らに、中々も強気で同意するのでした。
尾根崎のお盆。
子供たちをまとめて面倒みるという尾根崎を、なんていい子だと感動するハルコ。
小一時間後、彼女がご飯の時間だと呼びに行くと、「集合!!番号!!」と尾根崎が号令を掛けます。
無秩序に遊んでいてはずの8人の子供たちが、軍隊のように整列し、敬礼とともに番号を叫びます。
「よし!!」
そんな姿に混乱するハルコ。
(!?)
尾鶏のお盆。
「あれ~?お母さんいませんね~~~」
「すみません。娘を探しているのですが・・・」
空港でそれぞれ家族を探す、尾鶏家の面々。
再会まではしばらくかかりそうです。
重尻のお盆。
重尻先生は、ベッドの中で久しぶりのお休みを喜んでいました。
貴重な休日に色々しようと計画を立てますが、そのうちに寝てしまいます。
そして起きたら夕方なのでした。
成瀬のお盆。
ひげを蓄えた立派な身なりの老人が成瀬の訪問を喜んでいますが、その顔が鏡を見ています。
「おじいさま、それは鏡ですよ。」
「おお!?あまりにダンディーで気付かなかったわい!」
成長を喜ぶ祖父に、普段とは違い、いい子で対応する成瀬でした。
片居のお盆。
一人の老人と、スーツを着た強面の男性たちが、一同に集まって無言で座っています。
その光景はまるでヤクザの集まりのようです。
ゴゴゴゴゴ。
そんな音すら聞こえる場所で(怖い・・・)と思っている片居。
しかし、強面の親戚たちも同じように(怖い・・・)と思っているのでした。
佐藤のお盆。
「デヘ!あまみねーちゃん!一緒にお風呂はいろーよ!!デヘヘ!!」
スケベな顔で言う坊主頭の従弟に、笑顔で「いいよー」と答える佐藤。
その様子を見ていた叔母が大きな声で叱ります。
矢田野のお盆。
「また負けた!!」
テーブルゲームで負けた矢田野は悔しそうにテーブルを叩いています。
加藤三九二のお盆。
縁側で元プロ棋士の祖父と将棋を指しています。
山井恋のお盆。
山井はヴェネツィアで小舟に乗りながら、なじみに電話をかけていました。
只野の帰省先での電話の相手は彼女だったようです。
佐々木あやみのお盆。
仙人のような祖父と、滝でヨーヨーの修行をしています。
そして、最後に古見さんのお盆に戻りました。
オオバコ相撲に勝利して喜んでいる晶と古見さん。
「やった――!笑介くんが勝った――!!!」
「!! !!」
古見さんはコミュ症です。【第186話】の感想
今回は8Pでしたが、同級生たち(+先生)のお盆の様子が紹介されていました。
その数、なんと13人!
短いけど濃い内容でした。
親戚の子供たちのお相手、祖父母との交流、遠方への旅行と、みんな楽しんでいる様子が分かりました。
無言でお互いにびびっている片居家の威圧感のある集まりは面白かったです。
古見さんのお盆編でも何故かコマの端っこに描かれていたなじみは、只野家のお盆にも登場していましたね。
学園生活とはまた違った成長がありそうな夏休みでしたね。
魅力的なキャラクターが多いので、今回出てきた同級生以外にも、お盆の様子を覗き見してみたいキャラクターが沢山いました。
きっとそれぞれの個性的なお盆を楽しんでいるのでしょう。
でも、そろそろ古見さんと只野の交流が読みたくなってきましたね。