週刊少年ジャンプ

僕のヒーローアカデミア 【第217話】新しい力とオール・フォー・ワンのネタバレ!現れた新しい力と向き合うデク

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前回までのあらすじ

勢いよく心操の懐へ飛び込んだデクの一撃と、庄田と対峙した芦戸も見事に勝利したことで、第5セットは4-0でA組の勝利!

そして、今回の対抗戦の結果も、A組の勝利となりました。

心操は、この対抗戦への参加は、ヒーロー科への編入試験も兼ねていたのではないかと相澤と菅に尋ねます。

一旦は答えを濁した相澤は、先に講評を進めました。

まず聞かれたのはデクの黒い力の発動についてです。

誰もがざわめく中で、ワン・フォー・オールの事を知られないようにデクは言葉を選びながらも正直に話しました。

まだ抑えの効かない大きな力に暴走してしまった時、お茶子と心操が止めてくれたことで、『怖くない』と思えた事や、『原点を忘れない』という大切な事に気付けたと二人に感謝するのでした。

心操はデクの為だけではなく偶々そうなったのだと、自分の事だけで精一杯だったといい、肩を落とします。

けれど相澤は、そんな心操にここにいる皆は、誰かを救えるヒーローになる為の訓練を日々積んでいるのだと言います。

「自分一人でどうにかする力が無ければ他人なんて守れない」

その点で言えば心操は充分及第点だと諭しました。

そして、審査はこれからとしながらも、二年から心操がヒーロー科に入る事がみんなの前で宣言されました。

物間はB組の負けを認めながらも、デクの”個性”がスカだと分かればそれに応じた策を練れると言いました。

デクは物間の言うスカとはどういう意味なのか分からず、デクの”個性”について何を知られたのか一抹の不安を覚えます。

そんな中相澤は、物間にエリちゃんのところへ来るよう告げるのでした。

僕のヒーローアカデミア 【第217話】新しい力とオール・フォー・ワンのネタバレ

A組対B組の対抗戦を終えたその日の夜、デクはオールマイトの見守る中、爆豪と対峙していました。

爆豪にこてんぱにされるデクですが、対抗戦で見せた黒い力は出る気配がありません。

危機感を感じたら出るのではと攻め立てる爆豪に、オールマイトはその力を出す為ではなく、出さないようにするための特訓だと言いました。

デクは何度試してもあの時のような気配がなく、出ないと言います。

対抗戦後にワン・フォー・オールの事情を知るオールマイトと爆豪とデクは3人で集まりました。

デクは自信が体験した先代のワン・フォー・オールの継承者との出来事や自身に起こった体験を伝えます。

ですが、デクの出逢ったスキンヘッドの継承者は、オールマイトの師匠の一代前の継承者とも容姿が合致しません。

発言した”個性”に関してもオールマイトが知る範疇にありませんでした。

先代から『時が満ちた』とだけ聞いたデクは、何か外的な因果関係があるのかもしれないと言います。

「オール・フォー・ワンが関係してんじゃねぇのか?」

爆豪は、ワン・フォー・オールも元々はオール・フォー・ワンから派生している由来している事から、複数”個性”の所持についてあいつと同じだと言いました。

デクもオールマイトもそれを考えたくなかったようです。

だからこそ、あの黒い力を再び出さないようにしなくてはと思うのでした。

危機感が足りていないから出ないと主張する爆豪に、デクは再度あの時の心境を思い返しました。

もっと先にある力──────

力が出現した時に思ったのは今の自身では扱えない力だと言う事です。

そう判断した時に、ロックが掛かったように思えたと思案し出しますが、答えの見えない様子に苛立った爆豪は帰っていってしまいました。

オールマイトも今日はこの辺にしておこうと、特訓はお開きになります。

オール・フォー・ワンの力…

デクの中でまた一つ”個性”について考える事が増えたようでした。

寮に戻ったデクが見たのはA組B組の面々がそれぞれに対抗戦について語らっている場面でした。

そんな中、デクに声を掛けてきたのは轟でした。

「お前”個性”2つもちだったのか?」

対抗戦で見せたデクの黒い力を2つ目の個性と思いそう尋ねた轟でした。

以前、轟は元々氷と炎2つの”個性”を持ちながら、父への反発心から戦闘では氷しか使おうとしませんでした。

轟に炎の”個性”も含めて全力で掛かってこいと言ったデクを思えば、デクに2つ目の”個性”を隠されていたのかと少々ショックを受けていたようです。

デクは慌ててそれを否定しました。

自分でも知らなかった力であること。

”個性”の派生のような現象が初めて起きて自分でも驚いていると説明しました。

そんなデクの言葉に納得する轟でしたが、傍で聞いていた爆豪は、轟を鋭いのに鈍いと思うのでした。

デクは、以前よりも炎を使いこなしていた轟にすごいと言います。

謙遜するようにまだまだだと轟は言いますが、

「だからさ…俺はもっと上へ行くよ」

そう言ってズボンのポケットから取り出したスマホ。

メッセージを送った相手は現役ヒーローであり父であるエンデヴァーへ技の使い方を自ら尋ねるものでした。

───翌日───

会議室では教師たちが集まり、対抗戦を踏まえて心操のヒーロー科への転入について話が進められていました。

会議後、相澤に声を掛けるプレゼント・マイクは、心操が昔の相澤に似てると言います。

「重ねちゃったか?相澤くん。それとも白雪に───」

それ以上聞きたくないとばかりに相澤は話を遮り、プレゼント・マイクもただの昔話だとそれ以上は語りませんでした。

所変わって、教員寮。

戸惑うエリちゃんにデクと遠形、そして物間という不思議な組み合わせに、面々を呼び出したらしい相澤が合流しました。

「物間に頼みたいことがあったんだが如何せんエリちゃんの精神と物間の食い合わせが悪すぎるんでな」

エリちゃんの為の保険としてデクと遠形は呼ばれたようです。

教員寮の中に促されたデクたち。

物間はエリちゃんと対峙して改めて言いました。

「”スカ”ですね」

期待に添えず申し訳ないと言う物間に、イレイザーも残念だと言います。

エリちゃんの”個性”を物間にコピーさせることができないかの実験だったようです。

そして、デクに対しても言っていた物間のいう”スカ”の意味についてデクも追求しました。

「君と同じタイプって事」

「君も溜め込む系の”個性”なんだろ?」

物間の”個性”は性質そのものをコピーする能力だと言います。

つまり、何かしらを蓄積してエネルギーに変えるような”個性”だった場合、その蓄積まではコピーできないのだと説明しました。

それを聞いたデクは改めて自身に与えられた力の大きさを痛感したのか、もし物間の力がそういう理屈でなかったとしたらワン・フォー・オールの強大な力で物間を爆散させていたと人知れず動揺します。

遠形は続けて、どうしてコピーを試みたのかを相澤に尋ねました。

エリちゃんが再び”個性”を使えるようになっても、使いかたが分からなければ、また以前のような状態を繰り返してしまうと危惧しました。

だから物間がコピーして使い方を直に教えられたらエリちゃんにとっても楽なのではと考えたが、そう上手くはいかないと頭を掻きます。

それを聞いたエリちゃんは自分のせいでごめんなさいと小さく謝ります。

自分の意志で制御できず、上手く使えない大きな力が迷惑を掛けてしまっていると、こんな力無ければよかったと悲しそうにうつむきました。

そんなエリちゃんにデクは視線を合わせるようにしゃがみ込み、困らせてばかりではない、忘れないでと言います。

「僕を助けてくれた」

エリちゃんがいたから守られたデクの右腕を差し出しました。

無ければよかった力ではなく、使い方次第では素晴らしい力ななんだとエリちゃんに言いました。

「私、やっぱりがんばる」

デクの言葉で自分の”個性”ともう一度向き合う決心をしたエリちゃん。

そして、デクもエリちゃんに諭しながら自分の中で今はまだ扱いきれない大きな力とも使いこなせるようになるのだと改めて誓うのでした。

僕のヒーローアカデミア 【第217話】新しい力とオール・フォー・ワンの感想

対抗戦が終わった夜からのお話で、デクは早速オールマイトと爆豪の3人で今まで知る事の無かった黒い力について模索していましたね。

オールマイトだけでは絶対にデクには言わないで留めるであろう『オール・フォー・ワン』の力が関係しているのではという指摘も爆豪がいてこそだと思うので、やっぱりデクには秘密を知る人に爆豪が加わって良かったなと思いました。

相澤がエリちゃんと物間を引き合わせた理由も分かりましたね。

エリちゃんにとっては自分の”個性”はまだツライものなのかもしれませんが、デクの言葉が背中を押して、少しずつ向き合ってくれたらいいなと思います。

自分で制御できない大きな力は、デクにとっても他人事ではありません。

エリちゃんに諭しながら自分にも言い聞かせているようでした。

また一つ越えなければいけない壁が見えてきたようにも思えますが、きっとこれからの展開で更に強くなっていくのだろうと楽しみも増えたと思います。

次回の僕のヒーローアカデミア【第128話】が掲載される週刊少年ジャンプ14号の発売日は3月4日になります。