ヴァニタスの手記

ヴァニタスの手記【Memoire36・Chasseauxvampires(獣)】ネタバレ!教会が隠している事実とは?

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月刊ガンガンJOKER5月号(4月22日発売)、ヴァニタスの手記【第36話】のネタバレ・感想をまとめました。

前回のあらすじ

お互いに合流を果たしたヴァニタスとノエ。

そんな中、ノエは再びアストルフォと対峙することに。

激しい戦いの中で、アストルフォが異常なまでに吸血鬼に対しての怒りを露わにし、ノエは「獣を初めに生み出したのは教会なんじゃないですか?」と問いますが…。

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ヴァニタスの手記【Memoire36・Chasseauxvampires(獣)】ネタバレ

[はじまりは、一人の村娘だった。

〝隠された吸血鬼(ヴァンピール)〟として生まれ育った彼女は、ある日村の神父にその秘密を知られてしまう。

どんな弁明も受け入れられなかった。

ナイフ突き立てられる直前、彼女は咄嗟にこう叫ぶ]

「私を殺したら他の仲間が必ずあなたを殺しに来る」

[その苦し紛れの脅し(うそ)が、ジェヴォーダンの獣事件の引き金となった。

〝ジェヴォーダンの地は吸血鬼によって汚されている〟

人間と吸血鬼の間に和平が取りなされて70年近く。

未だに吸血鬼(いたんしゃ)を憎む者は多く、それは地方になればなるほど顕著だった。

神父よりことの顛末を報告された司教は独自に調査へと乗り出す。

土着信仰が色濃く残り、〝教会〟の分派も多く存在する宗教的不安定な場所であったことも事件の要因の一つなのだろうか。

使命感に駆られた信徒達の行動は次第に苛烈さを増していき、やがてそれは吸血鬼狩りへと姿を変えていった]

「狩れ」

「狩れ」

「狩れ」

「吸血鬼を狩り尽くせ」

「まずは女。

新たな吸血鬼を産み落とす前に」

「次は子供。

悍ましい化け物へと育ちきる前に」

「最後には男。

その血を以って吸血鬼に堕ちた罪を償わせる為に」

[我らの地に安寧を、哀れな異端者に救済(死)を]

 

「〝獣(ベート)〟?」

「粛清現場の近くで狼に似た化け物を見た者がいるらしく、騒ぎになっています。

恐らく死体を野獣が喰らいに来たのだと思われますが…」

「……丁度いい、それを利用させてもらおう。

本来なら既に禁じられている吸血鬼狩りに手を出すことなど許されない。

故に〝代行者〟が必要だ。

異端者を屠る〝獣〟の牙は、神の怒り。

神は人間の罪を罰するために〝獣〟を遣わされた。

これは天罰であり、全ては髪の思し召しである!!」

 

雪が積もる山で、無残な遺体を前に立ち尽くす幼き日のクロエ。

「どうして……誰が、こんなことを……」

そこに、狼の遠吠えが響きました。

空を見上げてクロエは呟きます。

「今日も…月は見えないのね…」

(暗い、暗い。

まっ白なのに、まっ黒な世界。

会いたい……もう一度貴女に。

私が、おかしくなってしまう前に)

クロエは、ジャンヌへの思いを静かに請います。

「お願い。

お願いよ……ジャンヌ…!!」

しかし、ある日。

クロエは出会ってしまいます。

「え……?」

そこには、剣を持った男達と、首を落とされた遺体。

「見られたか」

「待て、あの服貴族の娘だ。

ここで殺したら面倒なことになるかもしれん」

(首を落とし……どういうこと?  まさか、これが〝獣〟のーー)

自分に向かって伸びてきた腕を反射的に跳ね除けるクロエ。

「触らないで!!」

その瞬間、眼を見られてしまったのです。

「紅い眼…吸血鬼だ!!」

走り出すクロエ。

「待て!!  やはり我等は間違っていなかった!!」

「粛清を!!  吸血鬼の首を狩り尽くせ!!」

必死になりながら、クロエは考えます。

もう戦争は終わったのではないかと。

エルマンの元へ逃げ着き、自分が見た事を全て話しました。

「…わかったクロエ。

〝獣〟と吸血鬼狩りの関係についてはこちらで調べてみよう」

「エルマン…」

「あとのことはダプシェ侯爵である私に任せて欲しい」

エルマンのその言葉に安堵するクロエ。

これでもう誰も死なずに済む、と思っていた矢先のことです。

エルマンの娘が、エルマンは死んだとクロエに叫びました。

「お兄さまと一緒に狼狩りに出られて、二人共〝獣〟に殺されたんだと言われたけど嘘よ!

お母様だって自殺なんてなさるはずがない、みんなみんな〝教会〟の奴等に殺されたのよ!

お前のせいで!!」

泣きながら娘はクロエを責め続けます。

「お前がお父様に余計なことを言ったからダプシェが吸血鬼を匿っていると〝教会〟に目をつけられた!

村では〝獣〟はダプシェが操っているとまで言われているのよ!

お前が、お前がいるせいで!!」

娘がクロエにナイフを振り下ろそうとした瞬間、ジャンが助けにやってきたのです。

「クロエ!」

二人は、必死に逃げます。

しかし、後ろで娘が叫びました。

「この化け物!!」

その叫びは、クロエの中に突き刺さったのです。

必死に走り、古城へと逃げ込んだクロエとジャン。

「私…私のせいで…エルマン、私が…っ…」

泣き崩れるクロエを、ジャンは小さい腕で抱きしめます。

「大丈夫だよクロエ…クロエは悪くないよ。

僕は…ずっとクロエの側にいるから…!」

大声で泣き叫ぶクロエを見て、ジャンは自分にもっと力があれば、と考えます。

 

それから数日経ち、ジャンは情報を集めに一度村に行くことにしました。

そこで村人達のある会話を耳にします。

「聞いたか?  パリから狩人が来てくれたってよ!」

「…これは〝教会〟の奴等が話してるのを盗み聞いたんだが、どうやら狩人と一緒にあのルスヴン卿の処刑人もやって来るらしいぞ」

「はあ?  吸血鬼だろ?  大丈夫なのか?」

「まあな…だが、これで〝獣〟も終わりだなぁ!」

ジャンは一人で、村人達を止めようとしました。

しかし、それは簡単ではありません。

(クロエを護れるような、泣かせずに済むような、もっともっと、強い力がーー!)

その頃、目を覚ましたクロエはジャンがいないことに気付きます。

「…ジャン=ジャック…?」

その時、外で轟音が鳴り響きます。

慌てて窓を見るクロエ。

そこには、狼のような化け物がいました。

「あれは…なに…?」

その時。

『ジャン=ジャックだよ。

ジャン=ジャックは優しいね?  クロエを護るために綺麗な真名を私にクレタんだよ。

ヨカッタねクロエ♡』

 

村人達は、魔女と〝獣〟を殺すために行進を始めていました。

その中で、ジャンの元に、育ててくれた父親が。

「今楽にしてやる、ジャン=ジャック」

父親は、笑って猟銃を向けます。

「…お前を殺せば、たんまりと報奨金がもらえるんでなぁ」

ドン、という大きな銃声。

倒れ込むジャン。

「へ、へへ…」

勝ちを確信し、銃を構え直そうとした瞬間、クロエが既にその首元へ噛み付こうとしていました。

(なにが、いけなかったんだろう)

 

ジャンを抱え、静かな雪の道を歩くクロエ。

目を覚まし、朦朧とした意識でジャンは問いかけます。

「クロエ…父さん…は…」

「大丈夫…殺してはいないわ」

「……逃げて…クロエ…ルスヴン卿の、処刑人が……」

(どこからが、間違いだったんだろう)

「業火の魔女が…追ってくる……」

そこでようやく、自分たちの後ろにいる気配に気づくクロエ。

振り返ると、そこにいたのは。

『クロエ!』

雪降る中、彼女はそこに立っていました。

怒りの表情を浮かべて。

「……貴女が、魔女?」

クロエの目には、涙が浮かんでいました。

「〝豪華の魔女〟

〝ジャンヌ〟?」

ヴァニタスの手記【第36話】感想

今回はクロエの過去編?  というべきエピソードでした。

望月先生のお話は本当に深いというかなんというか……。

間違いなく教会が悪者、って感じですが、分からなくもないなとか思ったり思わなかったり。

クロエの状況が本当に悲しすぎて切ないです。

ずっと会いたかった友人であるジャンヌと、最も残酷といえる形での再会。

次回、ジャンヌはクロエに対して何かを語ったりするのでしょうか?

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