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マオの寄宿學校第1話ネタバレ!唯一無二の悪友との出会い?

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花とゆめ第8号(3月20日発売)のマオの寄宿學校第1話を読みましたので、感想・ネタバレをまとめました!!

マオの寄宿學校第1話ネタバレ!唯一無二の悪友との出会い?

森本真生は、唯一無二の友達が植木のウエッキー君でした。

そんな彼が、妹の勧めで私立榮謳學園高等部に入学することになってしまいました。

榮謳學園とは、大正時代から続く全寮制の中高一貫校で、東京ドーム43個分の敷地と重要文化財の木造校舎は学生たちの憧れであり”謳學”の名前で親しまれています。

しかし、閉鎖空間で独自に形成された學園文化など謎が多く、その実態は入学したものにしか、分からないと言われています。

妹の合格を機に謳學の編入を両親から勧められた時、真生は他の人と一緒に住む時点ですでに嫌だったのですが、口には出せず、しかも合格してしまいました。

せめてと思って、友達のウエッキーくんを連れてこようとしましたが、妹との小競り合いでウエッキーくんは割れてしまいました。

學園の入り口で待っているとバラの香りがして、真生が香りがする方の扉を開けるとそこにはとても可愛い女の子がいました。

”バラの妖精ー”

その瞬間、男性に急に扉を閉められました。

「ここは立入禁止」

その男性は寮教師(ハウスマスター)と名乗る円城寺先生でした。

円城寺先生に連れられてやってきた寮の中は、嵐のようでした。

箒を持って暴れる学生たち、走り回る学生たちがたくさんいました。

「まるちゃん、ウワサの編入生?

ようこそ、常盤(エバーグリーン)寮へ!

弱そうー!!」

など、口々に言う学生を前に真生は驚きを隠せません。

まるちゃんは円城寺先生のあだ名で、派手な歓迎会だよと、円城寺先生から聞いても謎は解けません。

有名な品行方正の謳學の噂を聞いてきた真生はウワサはアテにならないと呟きます。

普段、規則規則で息苦しいから寮くらいは自由にさせてあげるんだ…と言いながら注意するのが面倒なだけだと円城寺先生は呟きます。

もう、何も信じられないと落ち込む真生を先生は部屋へ案内します。

すると、部屋の中には金髪に青い目の学生が立っていました。

”こんどは天使…”

と呆然とする真生に対して目の前でドアを閉められました。

「彼が君のルームメイトだよ」

先生から説明されましたが、西洋画から出てきたような彼の姿にちゃんと話せるのか真生は不安になります。

「あの…」

と話しかける真生に、彼は英語で書かれたノートを差し出します。

「ルイ・ハミルトン」

名前であることに気付いた真生は彼に名乗りますが、

「話しかけるな」

とまた、英語でノートに書かれ戸惑っていた真生でしたが、写真が落ちている事に気付きました。

「写真落ち…」

と言い終わらないうちに写真を拾われてしまいました。

”だいぶ、帰りたい”

精神を保つのに必死な真生は自宅から持ってきたバラ図鑑を眺めます。

ほっこりとしながら、自分のペースで好きなものを好きなだけしているのがとても楽だと感じていた真生はひとりでいいと感じていました。

食堂でご飯を食べようとしても周囲に人が集まってきて一人になれません。

「編入生!久川と同室になったんだろ?

どうだった?」

その中の一人から聞かれた真生ですが、

「ひ、久川?

人違いじゃ…

僕のルームメイトはルイ・ハミルトンっていう人で…」

と答えると沈黙が流れます。

「早速騙されてやんの!

誰もそっちの名前で呼ばねーよ!!」

と、皆が笑いだします。

「あいつの名前は久川琉衣!

ハーフだから名前ふたつあんだよ」

”それは、騙されたとはいわないんじゃ…”

と思った真生に対し、さらに話しかけられます。

「ってか、久川喋った?」

と尋ねられ、紙で会話していることを伝えると、さらに周囲は騒ぎ始めます。

「中等部の頃から一度も喋ったことがねーの

日本語話せないとか、声出ないとか、諸説アリ」

ノリが悪いから、教育してやったと笑い合う人達の会話を聞いて話を変えようとしました。

「今朝、中庭みたいな所で女の子を見て…」

「マジで!?

女子部の!?

中庭って立入禁止のとこじゃん!!!

女子部侵入しただけで即退学だぞ!!

どんな子??」

と、全員からまくしたてられ、混乱した真生は叫んでしまいます。

「バラの妖精!!!」

その瞬間、全員笑い出しました。

「編入生、おもろいぞ!!」

「毎日バラ!?

メルヘン趣味ー!!」

だんだん、下を向きながら真生は分かってもらえなかった記憶を思い出します。

”ほら、どうせわかってもらえな”

ガシャーン!!!

その瞬間、ルイが食器を下へ投げつけました。

「え、こっわ…編入生気をつけろよ

あいつマジやべーな」

口々に言う周囲をよそに、真生は今のはわざとしたんじゃないかと考えていました。

部屋に戻って、真生は英語の筆談で話しかけます。

「さっきはありがとう」

「意味が分からない」

と返すルイに疑問を投げかけます。

「どうして僕にはルイ・ハミルトンって言ったの?」

トントン、とペンで紙をつつき少し考えた後、ルイは書き始めます。

「この見た目で日本の名前だと変な顔をされる

 だったら最初から英名で名乗ってやろうと思った

 騙されただろ?」

”どうせ、わかってもらえない”

その気持ちを真生もよく知っている気がしました。

「バラが好きなんだ」

と紙に書いた後、ルイに話しかけます。

「昔から人とペースが合わなくて、転校も多くて…

それを救ってくれたのがバラだった。

変だよね、男のくせに…」

つい、下を向いた真生の顔にルイはノートで叩きます。

「祖父の家にも美しいバラ園があった」

それを見た瞬間、真生の表情が変わって朝の写真にもバラが写っていてキレイだったと訴えます。

「もいっかいみたい!!」

と懇願し、写真をみせてもらった真生は自分の植木のウエッキー君の話をします。

「ダッサ」

と、笑いながら話を聞いてくれるルイに真生はどんどんバラの話をします。

「ねぇ、君はバラは好き?」

と尋ねた時、ルイのペンが止まりました。

「おじいさんと仲良さそうだね!!」

と話を変えた真生に、ペンを走らせます。

「育ての親だから。

 幼い頃に両親が亡くなってここに来るまで一緒に住んでた」

「それなら、今頃寂しがって…」

「病気で死んだ」

「帰りたい?」

とつい尋ねた真生に対して、何も答えずにリオはベットに潜りました。

”分かったような口を効くなって顔だ”

真生は、ちょっと話したくらいで友達とか浮かれて最悪だと反省します。

”嫌になったら帰ってくればいいから”

という両親の言葉が頭に浮かびました。

寮がまたざわついています。

「また、騒がしいねぇ」

とのんびり言うまるちゃんに、皆が編入生が學園中走り回っているんだと伝えた瞬間、息を切らした真生が現れました。

「先生!

少し、お話が」

リオはベットに寝転んで祖父と過ごした日を思い出していました。

日本へ帰れ、と言われ落ち込んでいたリオを慰めてくれたおじいさん。

「僕って日本人なの?

イギリス人じゃないの?

日本なんか行ったことないのに。」

泣きながら呟くリオに優しくおじいさんが語りかけます。

「バラはどこに行ってもバラだよ。

愛された証拠に立派な姿を見せてくれる。

ルイ、このバラが咲いたら日本へ行ってみるか。」

その約束は叶わず、おじいさんは亡くなってしまいました。

途方に暮れたルイは、おじいさんの言葉を思い出し日本へやってきました。

榮謳學園の入学式の日、リオは日本人が小柄な事に驚きます。

隣の席の子がリオを見て隣の子に囁きます。

「外人だ」

ガタン、ゴトゴト、ゴトン、ガタタ

音がして、リオは目を覚ましました。

朝が来ていたことに気付いたリオは、真生が出ていこうとしていると考えていました。

”意思疎通できないとわかった途端、部屋替えだ”

”あの瞬間はすこしだけ楽しかったのに”

と、真生とバラの事について語り合った瞬間を思い出していたら目の前に花びらが落ちてきて、リオは飛び起きました。

目の前には、バラの鉢を持った真生が立っていました。

「ちょうど、よかった!

バラって早朝(いま)が一番香りが強いんだ!」

ほら、と真生はバラの鉢をリオに手渡します。

「あの写真と同じ品種、學校の中庭にもあったんだ。

ルイの涙!

真生は写真のバラに何か意味があると感じ取っていました。

「これは日本の人が名付け親で、海外でもRui No Namidaっていうんだ、すごいよね!」

驚いているリオに真生は続けます。

「世界中どこに行っても同じ名前なんだよ」

”君のことをわかりたい”

その気持ちのままに真生は喋り続けます。

このバラは立入禁止のとこにあったから先生と交渉したことを伝え、本当は帰ろうと思っていたと呟きます。

真生は、リオと話せたことが本当に嬉しかったと伝えます。

「僕の友達になってくれませんか」

自分の気持を伝えた真生に対し、

「は…こんな風に咲くんだな。

にしてもルイの涙?

いかにもドラマジャンキーな爺さんが好きそうだな

センチメンタルすぎて吐きそう」

真生は、リオが日本語で話していることに気付きました。

リオは平然と、使えなきゃどうやって生活するんだ、と真生に言い返します。

「あのゴミ野郎共は相手にする価値がないから黙っていただけだ」

「俺と友達になりたいんだろ?

後悔しても遅いからな、マオ」

これが、真生の寄宿學校生活のはじまり

そして唯一無二の親友…いや…悪友との出会いでした

マオの寄宿學校第1話唯一無二の悪友との出会い?の感想

きょうだいごっこを連載していた安齋かりん先生の新連載です!

前作も楽しく読ませて頂いたのですごく楽しみにしていました!

最初っからコミュ障気味の主人公に笑わせていただきましたが、誰しも経験したことのある感情を独特の世界観で表現してくれていますね。

”期待の美男子揃い”とキャッチフレーズが付いていましたので今後も目が離せませんね!!

次回、二話目は花とゆめ9号(4月5日発売)に掲載予定です!!