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ビブリオコレクト【第6篇・物語の紡ぎ手たちの休息】ネタバレ!平穏な日常に迫る魔の手――。

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月刊Gファンタジー4月号(3月18日発売)、ビブリオコレクト【第6話】のネタバレ・感想をまとめました。

前回までのあらすじ

“封印の目録”を手にしたことで災厄の種である“魔人”を封印し、世界を救う運命を課せられたキリヤは、チェシャ猫やサロメと契約を結ぶことに。

そんな中、新たな監視者が……!?

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ビブリオコレクト【第6篇・物語の紡ぎ手たちの休息】ネタバレ

「うわあぁぁあ! また僕の鞄にお菓子こんなに詰め込んで!」

叫び声をあげるキリヤをよそに、お菓子を銜えて逃げるチェシャ猫。

(ほんとチェシャと出会ってからロクなことがない…“目録”の持ち主になったことで襲われるし、昨日は偏愛の魔人・サロメのせいでアキラまで危ない目に遭ったし…。

しかもサロメは僕の国語の先生に成りすましてる…今日どんな顔して会えば…)

「ごきげんよう、朝から賑やかだね」

「サロ…雪村先生…!」

(「不思議の国のアリス」から姿をとったチェシャ猫、そして首狩り姫の物語「サロメ」から姿をとったサロメ…この二人と僕が契約しちゃったなんて訳がわからない…!)

「よー姫」

「この姿の時はその呼び方はやめるように」

「んな態度だと俺様のお菓子はわけてやんねーからな!」

「いらないよ。

というかあまりにも庶民的なものは口にしない主義でね」

「何ぃ!? 庶民なめんなよ!」

そんな中、アキラが元気よく声をかけてきました。

「おっはよーっす☆ 庶民がなんだってー?」

「あ、アキラおはよ」

「聞いてくれよ! こいつ庶民のものは食わないって言うんだぜ!」

チェシャが猫の姿で言い、キリヤが慌てますがアキラは腹話術だと思っています。

「マジですか? バーガーも? カレーも? ラーメンも!?」

「お恥ずかしながら…」

(そういえば魔人は感情の化身で、ご飯を食べる必要はないんだよね…。

でもチェシャみたいに食べることは可能なのに)

≪我々魔人は原作の物語にその社会常識がしばられる……「サロメ」の舞台は聖書の時代、そしてサロメは王国の姫君。

王族の食事に慣れ親しんだ私の口には現代の食事は試すことすら気が引けてしまうんだよ≫

そこで、アキラが「よし分かった!」と手を叩きます。

「俺がいいとこ知ってるんで行きましょう! 題して…、」

「?」

「突撃☆庶民のもんじゃ焼き~!」

放課後、ナギサも共にアキラのバイト先であるもんじゃ焼き屋へとやってきた一同。

「もんじゃ焼きとは江戸時代から親しまれているザ・庶民の味! お好み焼きと似てるけど具材もソースも全部混ぜて食べるのが特徴だ!

因みに、生地で文字を書いて遊んだことからもんじゃ焼きって言われてるんだぜ」

「へー」

「そして、そのもんじゃ焼きが、これだ!」

温まった鉄板の上で、もんじゃ焼きの生地が広げられていきます。

その中で、ヘラを見つめるサロメ。

「…これを…この小さな道具を使って食べるのかい?」

「そうっすよ! まずこのヘラで焼けた生地を練りながら集めて、それを鉄板に押し付けて更に焼いてー、その端の焦げた部分とかこそいだりしてもウマいんすよ!

で、ヘラですくってー、そのまま食べる♥」

それを見ていたチェシャは涎をたらしますが、キリヤは必死に止めます。

そして、こっそりサロメに声をかけました。

「あの、無理に食べなくてもいいんですよ?」

「いいや、せっかくお招きに預かったわけだし…頂くよ」

そう言ってから、サロメはゆっくりともんじゃ焼きを口に入れました。

(見た目とは裏腹にシャキシャキと活きたキャベツ…エビのプリプリ食感ととろけるような生地、そして鼻を抜ける海鮮と出汁の風味…これは―…!)

「…悪くないね」

(めちゃくちゃ美味しそうに食べてる)

サロメの反応を見てはしゃぐアキラとナギサ。

「次はカレーっすね」

「カフェなら私が!」

「ラーメンとやらも受けて立つよ」

楽しそうにサロメたちが話している中、いつの間にかチェシャはもんじゃ焼きをたらふく食べていました。

そんなことは知らず、ナギサがふとサロメに問いかけます。

「それにしても…先生は今までどんな生活をしてたんですか?」

「とある由緒あるものの複雑な家庭に生まれてね。

大切にされたけれどその方向が歪だったんだよ」

(サロメは王族の姫…僕には想像も出来ない世界だったんだろうな)

「それで家を飛び出して、文学の良さを広めるためにこうして先生になったのさ」

「そっか…私もたまに家が窮屈で…少しわかります。

先生は今、自由ですか?」

「そうだね…以前よりはとても」

そう言って、サロメは穏やかに笑うのでした。

 

一方、その頃。

「失礼、そこの美しいお嬢さん」

「えっ?」

バイクから降りた男は、懐から写真を取り出しながら女性に問いかけます。

「この男の子に心当たりはないかな?」

「えっと…さぁ…?」

首を傾げる女性を見て、写真をしまう男。

「ところで、俺は只今婚活中でね…君は純白のベールをまとい我が花嫁になるのが相応しい…。

どうだい? 君さえ良ければ俺の馬(バイク)に乗って今すぐ…」

その瞬間、男に突っ込んできた小さな影が。

「なぁにやってんだ、青髭このやろー!!」

思い切り男の頭を蹴り上げます。

「あいつを見つければ晩ご飯はお肉だ! さっさとシゴトするぞ!」

「やぁ赤ずきん」

赤ずきんと呼ばれた子供は男の背中に乗り、男はバイクにまたがります。

「それではお嬢さん、またの機会にでも」

残された女性は「…なんだったの…」と呟きました。

 

その時、キリヤたちは。

「やれやれ」

ナギサがトイレに席を立ち、一息つくサロメ。

「お疲れさまです」

「生徒の前じゃお前も形無しだな」

「庶民の男のフリをするならこれくらいはね」

庶民の男、という言葉にキリヤは反応します。

「…ずっと気になってたんだけどさ…。

サロメって原作は王女…女の人だけど、どうして男の人に?」

「それが…私にもよくわからなくてね」

「えっ」

「そう言えば俺もなんで人間の姿になれるのかわからねぇな」

チェシャも首を傾げます。

「そういうものなんだ?」

「私が考えるに、「サロメ」の作者オスカー・ワイルドは当時は禁忌とされた同性愛者でね。

それが原因で投獄されたこともあったのさ」

つまり、とサロメは続けます。

「サロメの偏愛は著者を投影したもの…なのかもしれない。

なんてあくまで推測に過ぎないけどね。

少し…ワイルドの気持ちはわかる気がするよ」

「サロメ…」

やがて食事を終え、サロメが車を取りに行きます。

「奢ってもらったうえに車で送ってもらうなんてなんだか悪いな…」

ナギサが俯きながら呟きます。

それにチェシャが答えました。

「そりゃ大丈夫だろ。

迷惑ならわざわざ送らねぇって」

しかし、ナギサも腹話術だと思っています。

「ふふ、キリヤったら腹話術なんて使って…ありがと、ねこちゃん」

ナギサに手を握られ、露骨にやらしい表情で喜ぶチェシャ。

そこに、サロメの車が来ます。

「あ、先生だ」

しかし、その車の影からバイクが。

「“目録”所持者みーつけた!」

赤ずきんが縄を回しながら叫びます。

「えっ…」

キリヤが戸惑っている中、その縄はナギサを捕らえたのです。

「キリヤ……!」

キリヤとナギサが手を伸ばし合うも、間に合いません。

「ナ…ナギサ――――!」

ナギサは、連れ去られてしまったのでした。

ビブリオコレクト【第6篇】感想

新キャラが登場しましたね。

今度は赤ずきんと、青髭と呼ばれた男性。

赤ずきんはともかく、青髭は「青ひげ」の魔人なのでしょうか?

いろんな童話や文学作品が関わったキャラクターが出てくるこの作品ですが、やはり新キャラにはワクワクしますね。

そんな赤ずきんたちに連れ去られたナギサですが、彼らの目的とは一体?

アキラの次はナギサまで巻き込まれる形に……次回はどうなるのでしょうか。

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