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ヒットマン【第27話】魂を込めてのネタバレ!天谷に認められる龍之介

jkykyiiy - ヒットマン【第27話】魂を込めてのネタバレ!天谷に認められる龍之介

2019年1月9日発売の週刊少年マガジン6号、ヒットマン【第27話】魂を込めてを読んだので、あらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。

【前回のあらすじ】

突然夏目が担当を外れてしまい、居酒屋でお酒を飲みながら夏目への愚痴を言い始めた龍之介と天谷。

しかし龍之介の夏目への暴言にキレ始めた天谷は、スイッチが入り今までにない程の力を発揮して、どんどんストーリーを考え、あっという間に打ち合わせを終わらせます。

龍之介はそんな天谷の様子を見て夏目の真意に気づき始め、打ち合わせをやり直したいと提案しました。

ヒットマン【第27話】魂を込めてのネタバレ

「打ち合わせをやり直したい?」

「・・・ハイ」

「アンタ・・・私のこと信用してないの?夏目さんがチーフならこれでOK出したと思うけど。」

居酒屋を出ようと席を立っている天谷は、怪訝な様子で龍之介を見下ろします。

すると龍之介は、どっちも違うと否定。

「これは天谷先生に僕を信用してほしくていってます。そしてもうひとつ・・・今あなたのチーフ担当は夏目晶じゃありません。剣崎龍之介です!」

龍之介の強い口調に少し考えた後、そこまで言うなら話くらい聞いてあげると席に座りなおす天谷。

しかし天谷の作品は、ストーリー展開も構成もネタも何も問題なく、いつも通り完璧なネームを描いてくると龍之介も感じていました。

それでもどうしても引っかかることがあったのです。

「今回メインとして扱う脇役の女の子って、明らかに主人公に対して恋愛感情がありますよね?だとするならちゃんとそれを言動一つ一つに、反映させていきましょう。」

龍之介の言葉にそんな描写したこと一度もないと反論する天谷ですが、龍之介は言葉の端々からそれが伝わるといいます。

「むしろ天谷先生が意図的に・・・このキャラだけそう描くことを避けているように感じます。」

龍之介の指摘に、驚いて顔が赤くなる天谷。

「そこに作者の本気の感情が乗っかって初めて、読者の心を動かす”面白いマンガ”になるんじゃないですか?脇役だって作品の中では生きてるんです。しっかりと先生がこのキャラに魂を込めてください。」

天谷は龍之介の的確な指摘に少しうろたえます。

そしてウーロン茶を注文する天谷。

「・・・生意気ねぇ。これでつまんなくなったら、アンタ担当クビだからね?」

 

一方バーで山城編集長と飲んでいた夏目は店を出て、雪の降る中何かに気づいてスマホに目をやります。

それは龍之介からのLINEメッセージでした。

”めちゃくちゃいい打ち合わせができました!!雑誌に載るのを楽しみにしててください!!”

夏目がメッセージを読みながら「・・・熱いですね。」とつぶやくと、山城編集長が「何だ酔ったのか?めずらしいなお前が。」と突っ込みました。

 

打ち合わせが終わり、自宅の仕事場に戻ってきた天谷。

龍之介が言った、意図的にこのキャラだけ本心で描くことを避けているように感じるという言葉を思い出しながら、「ホント嫌な子・・・」とつぶやきます。

実はそのキャラは本当は人見知りで心が弱い方の天谷がモデルで、主人公は夏目をモデルに描いたものでした。

天谷と夏目を投影させたキャラの心情を見抜き、そこに作者の本気の感情が乗っかって初めて読者の心を動かす面白いマンガになるのではないかと指摘した龍之介に、ド新人のクセに偉そうにムカつくと天谷は言います。

しかし感情を全面に出すことで作為的に笑わせようとする空気が消え、自分で考えた話にもかかわらず、笑ってネームが書けない天谷。

「・・・まだこの作品にはこんな可能性があったのね・・・。やるじゃない剣崎龍之介。」

 

3週間後。

龍之介が天谷のチーフ担当になって、初めて人気アンケートの結果が出る日になりました。

会社で結果を待つ龍之介に、夏目が声を掛けます。

「今週号・・・読みました。『霧隠れさんは忍ばない!!』すごく面白かったですよ。」

にこやかにそう告げる夏目に、驚きながらお礼を言う龍之介。

そして夏目は龍之介に天谷へのある伝言を頼みます。

「”おめでとうございます”・・・と。」

「・・・え?」

そう言って去っていく夏目に、意味が分からず戸惑う龍之介。

すると龍之介は編集部内が盛り上がっていることに気づきます。

「おいみて見ろ剣崎!!」「どーなってんだお前!!マジかよ!!」と口々に言われる龍之介。

 

そして龍之介は夜の街を走って、天谷の家に直行し、インターホンを連打しました。

「ちょっと!!誰よこんな時間にうるさいわね!!」

怒りながらパジャマ姿で飛び出してくる天谷。

「今週のアンケート・・・初の1位です!!」

汗だくで興奮気味に伝える龍之介に、天谷は平静を装い「当然の結果じゃない。ネームが上がった時点でわかってたことよ。」と言い放ちました。

あっけにとられる龍之介に「ちょっと待ってて」と言って、部屋の奥に消えていく天谷。

「おかしな・・・そんな大したことじゃないのか・・・?」と肩を落として落ち込む龍之介。

すると天谷が夏目に渡すはずだったプレゼントを持ってきます。

「これ・・・あげるわ。剣崎くんが初めてチーフ担当で1位を獲った記念よ。」

「それは確か夏目さんに」と言いかける龍之介に、「いいのよ!」とプレゼントの箱を顔面に押し付ける天谷。

「まぁ・・・これからもしっかり頼むわね。チーフとして信頼してあげるから。」

帰り道、天谷からもらった時計を感慨深そうに見つめながら喜ぶ龍之介。

「チーフとして・・・よっしゃああ!!やってやるぜー!!」

その頃、天谷は部屋で一人喜びを噛み締めたのでした。

ヒットマン【第27話】魂を込めての感想

龍之介がチーフ担当した漫画が初めて1位になり、ベテラン漫画家の天谷に認められることになりました。

編集者として一回り成長した龍之介が、今後どのような活躍を見せるのか楽しみですね。

次回のヒットマン【第28話】が掲載される週刊少年マガジン7号の発売日は1月16日になります。