2018年11月14日発売の週刊少年マガジン50号、ヒットマン【第21話】ずるいですよを読んだので、あらすじ・ネタバレ・感想をまとめました。
これからネタバレ含む内容を紹介します。よければ漫画を読む方法もご覧ください。
ヒットマン【第21話】ずるいですよのネタバレ
龍之介は無事翼の連載を獲得し、期待の若手作家島風奈佳に振り回されながらも、担当を任されることになりました。
街のカフェで初めて連載の打ち合わせを行う龍之介と奈佳。
「それでどうじゃった?ウチのネーム・・・」
奈佳は緊張の面持ちで聞きます。
龍之介は同僚に「どれだけキャリアがあろうが才能があろうが、作家は初めてネームを担当に見せる時は不安でたまらないものなのです。まずは作品がどうだったかをはっきり伝えてあげてください。」と言われたことを思い出します。
龍之介が笑顔で「めっちゃくちゃ面白かった!!」というと、奈佳は嬉しそうに目を輝かせました。
広島に帰ってすぐに原稿を描くと喜ぶ奈佳に、龍之介はまだ細かい打ち合わせはここからだと止めます。
そしてネタと見せ方は面白いけど主人公の気持ちについていけなかったというと、奈佳は怪訝そうな表情になりました。
「剣崎さんの言うとおりに描きなおせってこと?」
「どうしたらいいと思う?」
自分の考えを押し付けられると思っていた奈佳は、龍之介の思わぬ言葉に驚きます。
「オレは読者として感想を伝えただけだ。それを聞いてどうするのかは作家の仕事だろ。」と龍之介。
主人公の気持ちは理解できるけど心が乗り切れないという龍之介に、奈佳はどうしたらいいかわからないから一緒に考えてほしいと頼み、龍之介は快く承諾しました。
そして奈佳の作品を編集長の北条の元に持っていきます。
北条は奈佳のネームを面白いと褒めます。
奈佳には年末年始は休養のため実家に帰ってもらい、ネームを直したら持ってきてもらうという龍之介。
そして北条が、奈佳は20年に1人の逸材だといいます。
「もしもキミが彼女の才能をつぶすようなことになったら、来年週マガにいられるとは思わないことです」
さらに北条は翼の連載のことにも触れ、4ページ×2のショートマンガを描けと言い始めました。
龍之介は北条を説得しようとしましたが、ツイッターには4ページのショートマンガをアップして、それが評価されたのだからそれを連載するのが筋だと、北条はいいます。
龍之介は翼の家に行き、そのことを伝えました。
「ショートっていったらほぼギャグマンガじゃないですか!!私が描きたいのは20ページのストーリー漫画です!!」
ショートを連載で描き続ける自信がないと強い口調で言う翼に、「実際ちゃんとできてたし・・小鳥遊も”こっちの方が得意かも”ってツイートしてたじゃん」という龍之介。
「誰が”こういうの苦手かも”なんて書いてあるマンガ読むんですか!」と怒る翼。さらに翼は出来るとかできないとかじゃなくて、描きたくないといいます。
「どうして描きたくないマンガで連載しなきゃいけないんですか?」
「もちろん決めるのは小鳥遊だ。やりたくないなら無理してやらなくても良い。・・・ただ分かってほしい。これしかオレたちが一緒にやっていく方法はないんだ・・・」
そういう龍之介に、「酷い・・ズルいですよ・・・そんな言い方・・」と涙を流す翼。そんな翼の涙に龍之介の心が痛みます。
2~3日中には返事をするといっていた翼ですが、あれから年を越して4日目になりました。
会いに行くべきかと悩む龍之介。
「アイツも悩んでるんだろうし、せかすのも悪いよなァ。人生かかった大事な選択だもんなァ・・・」
ピンポーン
突然家のインターホンが鳴り、驚く龍之介。慌てて扉を開けると「あけましておめでとー!!」と奈佳が元気に挨拶します。
「よくオレん家分かったな」という龍之介に「マガジン編集部にきいた」という奈佳。
さらに龍之介の隣に引っ越してきたという奈佳に、「卒業まで3か月もあるのに学校どうすんだ!!」と慌てます。
「学校始まったら打ち合わせできんって剣崎さん困っとったがァ。じゃけェ学校辞めてきた!!ちゃんと責任とってェね!!」
「・・・は?」
ヒットマン【第21話】ずるいですよの感想
ようやく連載できると思ったら予想外の展開となって苦悩する翼と、天才肌で順風満帆の奈佳。そんな対極な2人の作家の話となりました。
翼はどんな結論を出すのか、来週も目が離せませんね。
次回のヒットマン【第22話】が掲載される週刊少年マガジン51号の発売日は11月21日になります。
まとめ
以上、ヒットマン【第21話】ずるいですよのネタバレ・感想を紹介しました。
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