週刊少年ジャンプ

ハイキュー!! 【第338話】小さな巨人決定戦のネタバレ!準々決勝鴎台戦の開幕!!

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前回までのあらすじ

梟谷対狢坂戦の終盤で、木兎は赤葦に自分の120%の力を求めて飛んだバックアタックに、赤葦はトスを送ります。

木兎のバックアタックは惜しくも桐生に拾われてしまいますが、上手く上げられず梟谷コートへ返ってしまったボールは、そのままエンドラインを越えて落ち、アウトとなって梟谷の得点になりました。

2点差で梟谷が先行するまま試合は膠着状態を続け、22-25で梟谷がファイナルセットを取り、セットカウント2-1で梟谷の勝利が決まり、試合終了。

試合後、赤葦は一人ベンチに腰掛け、『怖かった』と感じます。

チームで行う試合が一人の為だけに敗けることはないが、きっかけになる可能性はあったと、自分がその要因になり得た試合だったのだと反省するのでした。

そんな赤葦に木兎は理由が分かってるなら次対応できると励まします。

赤葦は木兎の言葉で『怖い』が『楽しい』になるように…

と思うようになりました。

そして、明日は全部拾って全部決めると豪語する木兎に、赤葦は”全部はムリ”といつもの調子で口にしそうになるのを見た木兎は、

「”ムリ”ではなく”ムズカシイ”である!!」

と笑顔で答えるのでした。

梟谷が準決勝へと駒を進めると、今度は烏野と鴎台の試合が今まさに始まろうとしていました。

ハイキュー!! 【第338話】小さな巨人決定戦のネタバレ

梟谷が狢坂を制した同じ頃、準々決勝・Bコートでは烏野VS鴎台戦が始まろうとしていました。

───試合開始3時間前───

鴎台のエース星海光来は、陽向の姿を見つけると、

「どっちが現在(いま)の小さな巨人か決めようぜ」

と宣戦布告しました。

一方、烏野応援団の面々も次の試合に向けて移動中。

そこへ、月島の兄・明光を見つけ、声を掛けながら駆け寄ってくる人影がありました。

その姿を見た冴子は驚いた表情を見せます。

場面は再び試合前の烏野へ戻ります。

コート脇でのミーティングで、相手校の鴎台について鵜養を中心に作戦を練っています。

仁花は日程通りとは言え、音駒との激戦を終えたばかりで、すぐに行われる準々決勝に挑もうとしているメンバーの体力が不思議でたまらないようでした。

鵜養が言うに、個人で一番厄介なのはレフトの星海光来。

攻撃は超多彩な上にサーブも強力だが、星海以上に厄介な事があると言います。

場面は変わって、TV中継で試合を見守る伊達工の面々がありました。

ぶつくさ言いながら青根たちに加わる二口に、因縁のある烏野の試合ではあるが、今回見るのはどちらかというと鴎台だと青根も言います。

全国トップクラスのブロックを誇るチーム。

同じく『鉄壁』と呼ばれるブロックを誇る伊達工にとっては注目すべきチームだったのです。

鵜養もまた、星海個人よりもチームとしての鴎台が厄介だと言いました。

鴎台は『レベルをMAXまで上げた伊達工』にユースクラスのエースが居るチームだと表現します。

伊達工のブロックがどれほど脅威かを知る烏野は、その表現だけで今回もまた一筋縄にいかない相手だと痛感するのでした。

陽向と影山は強敵に目を輝かせていますが、旭や田中はしんどそうです。

鴎台がどんな相手か分かったところで、鵜養はキャプテンの大地にチームに気合い入れするよう言いました。

「…お気付きだろうか」

「我々今全国ベスト8です

『飛べない烏』、『落ちた強豪』そう言われた時代を思えば快進撃と言っても過言ではありません。

特に大地、菅原、旭の3年生組にとっては1、2年生よりも感慨深いものがあるでしょう。

「ぶっちゃけキツイ!音駒の後ぶっ続けの準々決勝はキツイ!!」

「だが『魔の3日目』越えた先には準決勝『センターコート』だ…!!」

春高バレーで花形ともいえる大きな体育館の中に一面だけ用意されたセンターコート。

烏野に小さな巨人が居た時代、陽向が通り掛かった電気屋のTVで映った試合を見て憧れたのがまさにその舞台です。

「今日も勝手ウマイ晩飯を食うぞ!」

そんな大地の掛け声に、大きな声で答えるメンバーを見て、鵜養も満足そうに笑みを浮かべるのでした。

試合の時間が徐々に迫る頃、真剣に何かを書き込んでいる影山の姿を見た潔子が珍しいと陽向に呟きました。

勉強が不得手な影山です。

文字を書いている姿すら珍しく映るようでした。

陽向はすぐにそれが影山のバレー日誌を書いているのだと言いました。

勉強が苦手な事もあるが、もっと天性の才能やインスピレーションのような感覚でバレーをしていると思っていたから意外という潔子に、陽向も最初は目を疑ったと言います。

仁花は自己管理ができていると影山を褒めました。

「影山はアホで凶暴だけど、バレーにだけはそうじゃない」

陽向は影山が自分よりもずっと前からバレーに没頭していて、元々の才能だけではない努力あって、今の影山を作っているのだと言いました。

中学最後の試合で初対面10秒で陽向に説教をしてきた影山です。

陽向がバレーを始める前の影山がどうしてきたかを知らなくても、今の影山を見ていれば分かるのだと陽向は言いました。

それだけが原因とは思えませんが、バレーしか見ていなかった影山だから友達も居ないと陽向は断言するのでした。

潔子や仁花には言いませんが、影山と出会い、分かる部分が多いからこそ、影山が自分よりもずっと”先”に居ると陽向は実感しています。

陽向が影山につて饒舌なのも珍しいと潔子が言うと、

「なんかもー試合全部面白くてすげえテンション上がっちゃって、影山ですら褒めたい気分です」

「だがいずれたおす!!」

そう言ってアップに向かう陽向でした。

陽向にとって中学の最初で最後の公式戦で出会った影山は、高校ではチームメイトになりました。

バレーの経験も技術も全てが陽向の”先”に居る影山。

ユースに声が掛かった影山と、そうならなかった時点でも大きな差を感じた事でしょう。

同じチームメイトでセッターとウィングスパイカーの二人は『相棒』となり、敵対する事は現時点で敵わないのですが、「いずれたおす」と言い切る陽向はもっと先を見ているように宣言しました。

そんな元気な陽向を見て、仁花はやっぱり得体の知れない高エネルギーなものでも食べているのではと思うのでした。

場面は変わって、もう一組の1年生組。

月島と山口。

準決勝へ進むとセンターコートが待つ準決勝!

その緊張から噛みまくりな山口と冷静な月島。

山口の噛みっぷりに一緒になって噴き出す月島との場面はほのぼのさも感じさせます。

またまた場面は変わって、今度は3年生の後姿を見る田中と西谷。

3年の背中が大きいと貫録を感じるのですが、話している内容は盤面を何にするかというものでした。

肉がいいと言う菅原は、からあげがいいと言い、大地はサイコロステーキ、最後に旭がしょうが焼と言い、

「優勝」

と、改めて美味い晩飯を食うぞと誓い、開場への扉を開けるのでした。

3年生に続いて会場へ入って行くメンバーに冴子が客席から陽向に子を掛けました。

「翔陽ー!!『小さな巨人』が来てるよ!!」

陽向が憧れた烏野高校の『小さな巨人』その人が来ているというのです。

冴子に呼ばれるまま向かった陽向と、『小さな巨人』が気になって付いてきた影山は、揃って元祖『小さな巨人』との対面を果たしました。

会場の入口で月島の兄に声を掛けていたのが彼、元祖『小さな巨人』と呼ばれていたその人でした。

陽向は興奮のままTVで『小さな巨人』を見てバレーを始めたことを意気揚々に語ります。

「ええ!まじで」

『小さな巨人』と呼ばれた青年は喜びや戸惑い混じりに陽向に向かいました。

冴子は追い打ちを変えるように間違いなく自分の同級生で高2で春高に出ていた『烏野の10番』その人だと言います。

懐かしいとこぼす『小さな巨人』は少し戸惑い気味でしたが、陽向は今の彼がどこのチームで何をしているのかを知ろうと質問攻めにしました。

陽向なりに彼の現在を知ろうと調べたり、聞き込みをしたようでしたが何も分からなかったと言います。

『小さな巨人』本人が会場に来たのも、大学が関東で、準々決勝まで烏野が残っているのを見て会場に来たと言いました。

それを聞いた影山も、名のあるプレイヤーなら見覚えあると思ったのでしょうが、『小さな巨人』本人を目の前にしても知らないと思うのでした。

「俺もうバレーやってないんだ」

『小さな巨人』は陽向に告げました。

他にやりたい事があったこと、高校より先で特に声が掛からなかったことをありのままに話します。

「おいもう行くぞ」

影山の声に誘われるまま、陽向は試合に向けてコートに戻っていきました。

「がんばれ。新小さな巨人!」

元祖『小さな巨人』が掛けた声に陽向も「ハイ!」と応えました。

冴子は陽向が喜ぶだろうと思って引き合わせた結果、憧れの人がもうバレーをやっていないと聞いて試合前に陽向のテンションを下げてしまったのではと危惧しました。

けれど、『小さな巨人』は大丈夫だと言います。

「月島さんの弟さんも出てるんですよね」

「おう。強いよ」

月島兄・明光は自信を持って言い切りました。

「行くぞ!!」

大地の掛け声で整列に向かう烏野メンバー。

陽向は『小さな巨人』に憧れた日を思い返し、本人に出逢い言葉を交わした上で影山に言いました。

「何でだろおれ」

「あんまがっかりしてない」

影山が見た陽向のその表情は真っすぐ前だけを見つめていました。

ハイキュー!! 【第338話】小さな巨人決定戦の感想

遂に始まる準々決勝の鴎台戦。

試合開始は次週以降になりそうですが、今まで顔が出る事の無かった陽向の憧れであり元祖『小さな巨人』が等々出ました!!

やっぱり陽向も探していたんですね。

バレーにだけは知識の深い影山も知らず、顔を見ても分からなかった理由が、もう彼がバレーをやっていないということ明らかになりました。

勿論寂しさもありますが、当時は強豪とされていた烏野の2年、春高バレーで活躍して注目を集めたと思われていた選手が、数年経ったとはいバレーを通じて所在が知れないのは最初から違和感がありました。

もうバレーを離れているか、亡くなっているのかなと思っていたので、実在してくれていたことに私は嬉しかったです。

身長が高くなくても誰よりも高く飛ぶことでチームのエースとして存在を際立たせてみせた『小さな巨人』。

ただ、憧れだった『小さな巨人』の今はもうその時と違うと分かった陽向でしたが、「あんまりがっかりしてない」と言ったのがかなり衝撃的でした。

陽向が真っすぐ次の試合に向けている視線からも、悲観している様子も見受けられません。

きっかけは確かに『小さな巨人』だったかもしれませんが、きっと今の陽向には憧れの存在に自分を重ねる以外の別の景色が見えているのでしょう。

『現在(いま)の小さな巨人』に拘りを見せる星海との対決を経て、陽向の真意も見れるのかなと期待しつつ、今後の試合展開を見守りたいと思います。

次回のハイキュー!!【第339話】が掲載される週刊少年ジャンプ13号の発売日は2月25日になります。