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オリエント【第34話】武士団とはのネタバレ!小次郎たちのピンチに駆けつけた武蔵!!

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前回までのあらすじ

犬飼によって穴に落とされてしまった武蔵は、”刀の試し”をさせられ、溶岩の底で黒い鉱石になってしまいました。

『黒曜の女神』と思しき人物は武蔵に隠れているように言いますが、武蔵が生きているとは思わず、七緒は鉱石を引き上げました。

こうして思いがけず元の場所に戻ることができた武蔵は鉱石から出てくると、危険が迫っている小次郎たちの元へと駆け出していきました。

一方、鉱山の山頂で犬飼は、小次郎たちが到着するより先に鬼人を倒し、刀を奪う為に他の武士団にも襲い掛かる狂気と化していました。

犬飼から山を下りながら逃げる小次郎とつぐみを追う犬飼。

小次郎はこのままでは町の戦えない人達も巻き込んでしまうと、武士団の中から一人飛び出し、犬飼を迎え撃ちます。

けれど、小次郎の攻撃は犬飼には全く当たらず、反対に犬飼の強烈な一撃を食らってしまう小次郎。

あっと言う間に顔を掴まれ、犬飼の刀が小次郎の首に振り下ろされそうになったその瞬間、犬飼は手を止め視線の先に見えた相手をじっと見つめました。

そこには、駆け付けた武蔵が居ました!

一同が武蔵の登場に驚きます。

ゆっくりと小次郎と犬飼に歩を進める武蔵の姿に小次郎は笑顔を見せました。

「戻ってきました…!」

「ふてくされて悪かった!」

「遅えよ!」

笑顔で合流した武蔵と小次郎は改めて犬飼に立ち向かいます。

オリエント【第34話】武士団とはのネタバレ!

戻ってきた武蔵に小次郎もつぐみも喜びます。

お互いボロボロの中、小次郎は武蔵が持つ刀に気付きました。

「これは…”鬼鉄刀”だ!」

とうとう武蔵も”鬼鉄刀”を使えるようになったのかと更に喜ぶ小次郎でしたが、武蔵は首を横に振ります。

肩透かしを食らった小次郎とつぐみに、相変わらず刀は光らないが、以前の様に柄を握っても黒い石やモヤは出なくなったと武蔵は言います。

どういうことなのか分からないと戸惑う小次郎でしたが、その様子を見つめる犬飼には、武蔵が”鬼鉄刀”に拒絶されなくなったと気付きます。

しかし、拒絶されてはいないが、受け入れられてもいないのだと見抜きました。

そこへ七緒も犬飼と合流。

武蔵が黒い鉱石になり切る前に引き上げてしまったと告白する七緒に、どーせさっさと仕事を終わらせたかったのだろうと、七緒の横着もしっかり見抜く犬飼でしたが、七緒を咎めはしませんでした。

「だが許す!おもしろいことになっているからな」

わしゃわしゃと七緒の頭をなでながら、犬飼は武蔵の姿を見るように言いました。

よく見ると足から胸の辺りまで黒い鉱石と同かしている武蔵は、女神の審判が下り切っていない状態にあると犬飼は言いました。

「俺たちが赤毛くんに剣を向ければ……女神は決断を下す!その瞬間を拝めるってわけだ!」

「魔と出るか鬼と出るか……」

「どうなるか楽しみだなァ!」

不敵に笑う犬飼に、七緒も表情を引き締め、女神回収の任務続行と、武蔵を殺すと宣言すると、二人は凄まじいオーラを纏い、武蔵達に向けて構えをとります。

小次郎は犬飼たちを見て、何の恨みがあるのかとこぼしますが、命を狙われているのは自分らしいという武蔵に小次郎もつぐみも驚きました。

”鬼鉄刀”を使えない武蔵が、自分が狙われていると分かっていながらどうして戻ってきたのかと問うつぐみに、武蔵は二人が危ないと分かったから戻ったと迷いなく言い切りました。

確かに、今の自分は充分に”鬼鉄刀”を使えないただの剣士だが、『武士団』は仲間と一緒に戦うもんだと言う武蔵は、幼い頃小次郎が言っていた言葉だと言います。

小次郎もそれを思い出し、仲間と一緒にと拘る武蔵の気持ちを以前は理解できなかったが、今は少しわかるとと回顧します。

刀があっても…

一人で戦うんじゃむなしいもんな…

誰かと一緒に誰かのために戦いたいもんな…

それだけではないと小次郎を見つめる武蔵の目が真っすぐに向けられます。

そうか…

だれかとじゃねぇ

俺と一緒に戦いたいって言ってくれていたんだな

こいつはずっと……

「よし…」

そう言って再び立ち上がる小次郎につぐみは何がよし?と戸惑いますが、対峙した犬飼と七緒はこれ以上時間をくれそうにありません。

犬飼たちと戦う決心をする小次郎に、つぐみは敵が強すぎることや、そもそもの目的は鬼退治であって武士退治ではないと慌てて止めようとします。

小次郎もそれは分かっているが、自分たちが狙われている以上、このまま下山しては町の人達を巻き込んでしまうと懸念します。

何より、武士の誇りを忘れるなと父から託された事を思い出し、

「俺は…親父に顔向けできなくなるのは嫌なんだよ」

小次郎の言葉につぐみも、自分より弱い人たちを守るために戦うのが『武士』なのだと教えてくれた姉の姿を思い出します。

そして、小次郎は相手が『武士』なら尚更ダサい負け方はできないと言い、

「俺たちで最強の武士団を目指すんだろう?」

と二人に言います。

武蔵は『俺たち』といった小次郎の言葉にハッとします。

「三人で力を合わせて…この場を切り抜けようぜ!」

そう続ける小次郎に、

「…ああ!!」

と力強く武蔵が応え、小次郎の両隣に武蔵とつぐみも犬飼たちを迎え撃つべく構えました。

コーン、コーンと軽快に高下駄を鳴らし、錫杖を手にした七緒は犬飼の前に出ていきます。

「ご主人の道楽に任せていては無駄が多いですからね」

「私がきみたちの命を頂戴いたします…」

錫杖の先端を柄のように握り直した七緒は構えを取り、

「鬼鉄刀『犰尾七鉦刀』(きゅうびしちせいとう)!」

武蔵、小次郎、つぐみへと刃を向けるのでした。

オリエント【第34話】武士団とはの感想

小次郎とつぐみのピンチに駆けつけた武蔵の登場に沸き立ちました。

まだ完全に”鬼鉄刀”を使えるわけではない武蔵ですが、小次郎に『俺たちで』と言って貰えて嬉しそうですね。

二人の絆が一層強まり、つぐみも姉のことを思い返して犬飼と七緒という強敵に立ち向かうことを決めました。

三人の心がひとつになった瞬間を見たようで凄くワクワクしました!

けれど、まだ具体的な突破口は見えてきません。

『黒曜の女神』は武蔵に審判を下すのでしょうか…

そして、鋭い眼光で武蔵たちに立ちはだかる七緒も怖いですが、その奥にいる犬飼がそれ以上に恐ろしいです。

まだまだ続くバトルを次回以降も楽しみにしています。

次回のオリエント【第35話】が掲載される週刊少年マガジン12号の発売日は2月20日になります。